上杉香緒里

おけさ海峡 – 上杉香緒里

おけさ踊りに 鬼太鼓(おんでこ)が
つらい心に しみとおる
あなた あなた恋しや 遠い空
せめて夢でも 逢いたいよ
風が震える 佐渡海峡

黄花かんぞう 咲く頃に
きっと帰ると 言った人
いつに いつになったら その胸で
泣いて甘える 夜が来る
海に名を呼ぶ 佐渡海峡

紺の絣(かすり)に 菅笠(すげがさ)で
送り迎えの たらい舟
女 女心も 届かない
佐渡は四十九里 波しぶき
未練海鳴り 佐渡海峡

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紅蓮の花 – 上杉香緒里

咲けば夜風に 散らされる泣けば涙が 頬を焼くどうせあなたの 心には住めるはずない 水の花恋はうたかた 紅蓮の花よ言えば誰かを 迷わせる酔えば嵐が 胸に吹く赤い夕

三百六十五日 – 上杉香緒里

雨にこぼれて 舞いおちる花の命のはかなさよ離れたくない この指もそうよ想いは 同じです三百六十五日 逢いたくて…あなた あなたあなたなしでは 生きられないの一か

別府航路 – 上杉香緒里

倖せさがせば なぜかしらいつも不幸と めぐり逢うだめになるのね 尽くすほどひとり別れて 故郷(こきょう)へ帰る別府航路の 船が出る涙凍(こご)える 夜の海波間に

裏町ぐらし – 上杉香緒里

ほこりまみれの まねき猫やぶれ障子に 縄のれん化粧わすれた 女将(おかみ)の顔に耐えてしのんだ 影がある割れたガラスに 娘の写真そっと見つめる 裏町ぐらし…裸電

のんべえ – 上杉香緒里

ふらり入った この店はたしか二度目ね あの人と我を忘れて 深間にはまり恋で身動き とれないのもっと呑んじゃおか これで止(や)めとこかどっちどっちどっちなの お

寒牡丹 – 上杉香緒里

頬に当たった 別れの雪が解けて涙の 露になる哀しいけれど 身を引くことが私に出来る 思いやり咲いてみたって 春知らず実らぬ恋です 寒牡丹夢の夢でも 幸せでした妻

露地の花 – 上杉香緒里

右に曲れば ゆき止まり真すぐ進めば くだり坂そんなふたりの 人生だけど苦労片手に 咲かせた花は路地の花です ねえあなた風邪で倒れて 泣いた日はあなたの強さで 癒

越後母慕情 – 上杉香緒里

あなたを愛した ひとでしょう許してあげます 許します母を泣かせて 子供を生(な)してはじめて染みた 親ごころあゝ東京に…越後とおんなじ 雪が降る二階の窓から 出

夕焼け列車 – 上杉香緒里

あなためざして ゆっくり急ぐ時間どおりの もどかしさ帰りそびれて 迷っていたら不意に電話をくれた人海は海は海は見えるか 夕焼け列車声で感じた 気持ちが読めた胸が

おんなの川 – 上杉香緒里

母という名の ゆたかな川にこころおよばぬ 川もあるその川に 身をまかせおんな三十路を ながれてきたが今もひとりの 笹小舟岸にぶつかり 早瀬にもまれ渦にまかれて 

嫁泣き岬 – 上杉香緒里

はれて夫婦の 契りもせずに三日三晩を のみ明かしゆくぜと錨を あげたひと海の男の あなたのためにこころ清めて 新妻が船を見送る 嫁泣き岬小町むすめと 言われたわ

海峡こえて – 上杉香緒里

一と船先に 海峡こえて青森港の 桟橋で待ってゝくれと 言ったひとあなたは来ない 旅路は遠い仕方なしなし 東京へ仕方なしなし 東京へわたしは鞄が 重かったやっぱり

浪花化粧 – 上杉香緒里

思い切れない あなたのことは道頓堀川(かわ)の流れが 止まっても春だというのに 寒すぎる泣いてこぼした 涙の跡(あと)を浪花化粧で かくす夜狭い部屋でも 大きく

居酒屋ほたる – 上杉香緒里

橋の向こうの 赤い灯(ひ)はふたりで通った 夢の跡雨が降ります 居酒屋ほたるあなたが今夜も いるようで涙で渡る 恋の橋七つしかない 止まり木の奥から二番目 指定

裏町川 – 上杉香緒里

惚れちゃならない 人を好く女の弱さよ 哀しさよ信じて夢見て また泣かされてうしろ見送る 倖(しあわ)せばかり路地の灯(ひ)揺れてる 裏町川よ言えば誰かを 傷つけ

紅水仙 – 上杉香緒里

列車を乗り継ぐ 旅路の駅にこころ迷わす 春の花似合うと貴方に 褒められた口紅色した 紅水仙よ愛していりゃこそ 身を引く恋はなおさら荷物が 重くなる小さな指輪も 

風群 – 上杉香緒里

空は晴れても 津軽の里は龍が飛ぶよに 風が舞う荒れる地吹雪 凍(い)てつく夜は女子(おなご)ばかりで 貝になるハァー あんたをナァー 夢で探しても線路の果てはョ

飾り花 – 上杉香緒里

夢のひとつが 邪魔をして渡りきれない みれん川抱いて下さい 今夜だけ泣いてあなたを 忘れます私は咲けない 飾り花つくり話しの 倖せにすがりついてた 白い指お酒下

雨の花 – 上杉香緒里

箸の袋に 好きだよと書いて私に くれたひと天城十二里 七滝(ななだる)越えて逢いに来たひと もういない愛は涙の 雨の花苦労したねと この肩をそっと優しく 抱いた

手筒花火 – 上杉香緒里

こんなはずでは なかったと泣けばなおさら つらいだけ赤い火の粉を 吹き上げる手筒花火の イキの良さパッと咲きましょう 咲かせましょう東海一の晴れ舞台 みんな揃っ

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