上地等
栗色の月 – 上地等
円らな黒いその瞳で 僕に何を求めているの
不平不満など何も言わず いつも帰りを待っているのさ
栗色の月 愛しい栗色の月
足をダンと踏み鳴らして 僕に何を伝えたいの
立ち上がり長い耳を向けて 千里眼でお見通しさ
栗色の月 愛しい栗色の月
お前がやってきたあの日から
この部屋もなんとなく明るくなって
小さな鋭い白い歯で 僕の何を噛み千切るの
ふわりと柔らかな背中で 折れた心を癒してくれるさ
栗色の月 愛しい栗色の月
僕の栗色の月 愛しい栗色の月
円らな黒いその瞳で 僕に何を求めているの
不平不満など何も言わず いつも帰りを待っているのさ
栗色の月 愛しい栗色の月
足をダンと踏み鳴らして 僕に何を伝えたいの
立ち上がり長い耳を向けて 千里眼でお見通しさ
栗色の月 愛しい栗色の月
お前がやってきたあの日から
この部屋もなんとなく明るくなって
小さな鋭い白い歯で 僕の何を噛み千切るの
ふわりと柔らかな背中で 折れた心を癒してくれるさ
栗色の月 愛しい栗色の月
僕の栗色の月 愛しい栗色の月
凍えるような雨の中 岸辺に咲く白い花よ過ぎ去る夏の静けさに 耐える姿切なくて共に歩み続けた 杯交わした古き友よお前の行く道が 明日は晴れるといいのにな疲れ果て戸
飲酒運転は絶対駄目だと言う彼とだから店はいつも近場の限られた何軒か高すぎず安すぎず飾らぬ酒を交わしながら良く味の染みた土手焼きをつまむ実に彼と会うのは3年以上ぶ
今の今まではそうだとしても これからの俺はどこか違う少しも似合っちゃいないとしても 正直言ってキメてやるさ赤いドレスの彼女は 渋くて引き立て上手さ潰される事もあ
いつだってびっくりさせて 心配させていけないねそれだって嬉しくなるから 父さんがいたらきっと怒られるいつでもここにいるから 帰ってきていいんだよそう思えばあとひ
暑い夏の日差しの中でいつもの奴らといつもの草野球立ち並ぶモクマオウの木陰には優しい風が吹いていた真っ黒になるまで走りまわり日が暮れるのもすっかり忘れて毎度母ちゃ
もう若くはないと言われ そんな事は十分解ってるけれどやる気はまだあるわけで 靴ひもをギュッとしめた確かに器用でもないし 話も上手いとは言えないつまずき、振り向き
水平線の向こうには未来があるんだと信じてた頃には気が付きもしなかったんだ深く染まる海に連なる山々も厳しさ優しさを教えてくれたそうさ音楽に(トロピカル)耳を傾け(
行き先なんて決めてないさ ただ遠くを見渡したくて思えば随分経ったけど あいつの息子も卒業式大それた夢じゃないけれど ただ奏でるのが好きだから下手な言葉を並べて