いくら手足を 縮めてみてもしょせん日本は 狭すぎる菊と葵を それぞれ担ぎ子供みたいに なぜ騒ぐ土佐のいごっそ 龍馬の目には世界が見える 桂浜壬生の狼 新撰組を避けて京では 通れない惚れた貴方の 身代わりならば死んで見せると 目が笑う同じ龍の字 名前に付いたお龍は可愛い 恋女房花と散りたい 惜しまれながらまして男の 一生は少しぐらいは 寄り道してもいまに日本の 夜が明けるたとえ龍馬を 倒してみても刀じゃ斬れぬ 時世まで