三田寛子

野菊いちりん – 三田寛子

十六夜(いざよい)の月は 人待ち月
あなたの影が 揺れています
偶然出逢った 風(ふう)をみせて
送ってくれる つもりでしょう

クスクス笑い 零(こぼれ)てしまう
照れ屋のあなたと廻り道して帰ります

心が近くて 唇 遠い
もどかしいほど 唇 遠い

ぽつんと咲いた 野菊いちりん
髪にさしてくれますか

十六夜の月は 肌寒いの
だんだん欠けて ゆくせいかな
明日は逢えない 暗示ですか
あなた小さなくしゃみしてる

クスクス笑い 家の前です
風邪ひかないでね あなたの瞳 熱っぽい

言葉が遠のき 唇 近づく
恥ずかしいほど 唇 近づく

ぽとんと足に 野菊いちりん
恋に落ちた 音ですね
ぽつんと胸に 野菊いちりん
恋の開く音ですね

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