三田寛子

ひとりぼっちのクーデター – 三田寛子

あゝあゝあゝあー
ひとりぼっちのクーデター

笑っちゃうわね幸福(しあわせ)のパズル
目隠しされても夢中で解(と)いてる
この街誰も
それぞれが描(えが)く愛の形って
不揃いだからはみ出した尖端(とこ)で
怪我するのにね

孤独(さみしさ)怖くて見せかけだけでも
虚しさ眼を伏せしがみつくHappiness
違う……違う……何かが違う

人恋しくて 人恋しくて
ガラスの部屋(へや)にナイフ投げたら
誰かが私振り向くかしら
嫌われていい無視されるより
あゝあゝあゝあー
ひとりぼっちのクーデター

愛はいちばん臆病だから
胸の貝殻閉じこもりがちよ
眠ったふりで
もともと他人 関係ないよと
言ったら話始まらないしね
それは悲しい

本当(ほんと)は誰でも優しくなりたい
笑顔の下でくすぶったLoneliness
でしょう……でしょう……あなたもでしょう

繕(つくろ)い切れぬ人の幸福(しあわせ)
砂丘の上にできてる家ね
欠けたハートでバランス崩す
傷ついていい……今のままより
あゝあゝあゝあー
ひとりぼっちのクーデター

人恋しくて人恋しくて
ガラスの部屋(へや)にナイフ投げたら
誰かが私振り向くかしら
嫌われていい無視されるより
あゝあゝあゝあー
ひとりぼっちのクーデター

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