三浦わたる
ふるさと慕情 – 三浦わたる
みどり波立つ 丘に登れば
遠くに光る 青い海
夢を追いかけ 忘れてた
想えば愛し ふるさとよ
淡き初恋 一両電車
ガタゴト揺れて ふれる肩
好きと言えずに 乗り越した
こころに今も おさげ髪
兄貴元気か ご無沙汰ばかり
都会にうもれ もがく日々
眠る父母(ちちはは) 遠い空
たぐれば涙 ふるさとよ
みどり波立つ 丘に登れば
遠くに光る 青い海
夢を追いかけ 忘れてた
想えば愛し ふるさとよ
淡き初恋 一両電車
ガタゴト揺れて ふれる肩
好きと言えずに 乗り越した
こころに今も おさげ髪
兄貴元気か ご無沙汰ばかり
都会にうもれ もがく日々
眠る父母(ちちはは) 遠い空
たぐれば涙 ふるさとよ
燕が低く 空を飛ぶ雨が未練を 連れてくる何年男を 生きてても払いきれない 寂しさだけは背中を丸め 裏通りくぐる酒場の 縄暖簾誰にも見せない 古傷が飲めば今夜も
俄か雨がふる 屋台のすみで酔ったお客と語れば ふるさと話しおふくろ達者で暮らしてか今ごろ 夕餉の飯支度炉端を囲んでいる頃か北の夕焼けがしみじみ映る瞼の淵に…広い
未知の奥 弓弭(ゆはず)の泉 溢れ出る 春の風北国の 山河をつなぐ 命の雫ここは 二度泣き 哀楽 開運橋見知らぬ 誰かと 触れ合って いつしか 心が 結ばれるそ
夢の中で逢えた セピア色のあなた空の雲に映る 優しい笑顔川の流れゆらり 緑色の風に想いだけがひとり 静かに眠る愛だけを 信じ続けて 生きる叶わぬ夢に 今も 諦め
幼い頃から夢見てた歌の道 なんとかそれなりに暮らしているよわがまま貫き歩いてる歌の道 今でも故郷は心に熱い一人で家を出る時も オヤジは怒りおふくろ泣いたごめんね
俺の傘から 飛び出してお前は消えてく 雨ん中追っていけない 意気地なし追えば不幸に するだけとなにやってんだ俺なにやってんだ俺壁に拳を 叩きつけうな垂れ崩れる
錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたりそれでも止まない雨はなく ど