三月のパンタシア

東京 – 三月のパンタシア

もう終電 地下鉄の窓 映ってる冴えない顔の私です
気づいたら 煙草買ってました むせるような苦い君の匂い恋しくて

震える夜にふたり ぐるぐるにくるまって
淡くて幼い夢 語り合いましたね

笑った顔 胸をくすぐる声 全部、全部 柔らかくて優しくて
触れるだけなら 許されるよね?

冷たいギター 鳴らして歌った 大丈夫 笑っていられます
君のことただ想えば

「東京でも元気で」と言った君
夢の続き もっともっと見たいから 手を振ったのに
ねぇ いま会いたいよ

何度も私の足は 東京駅に向かった
でも帰れませんでした 叶えてないから

笑った顔 胸をくすぐる声 今もずっと 優しすぎて痛いけど
いつの日にか 「あの頃が懐かしい」
そう笑ってこの歌を聴いてる日が来るはずだよね?
ねぇ そっと教えて

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