三ツ橋けんじ

漁師浜 – 三ツ橋けんじ

俺が育った この荒海へ
初の舟出は 三つの歳よ
神峰の山に 送られながら
親父が艪漕ぐ 伝馬の舟の
舳先に立てば 飛沫の花が
祝い舞い散る 初崎の磯

酒酌みかわす 親父の膝で
海の男の 話を聞いた
波の谷間に 浮かんで見える
霧にかすんだ お虎ヶ磯は
針さす母の 背中のように
浮き世苦労の 荒波返す

俺のほれぬく 恋女房
今朝も岬で 見送ってくれた
沖に出る時ゃ 命をかける
親父とおふくろ たのむぞお前
網もおもい 大漁旗が
なびくかえりの この漁師浜

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函館を ふりだしに一年 三百六十五日カラオケ流しの夜がくる今晩わ 演歌だけしか唄いませんが夢にはぐれて 飲む人に丁度いい歌 もってます゛涙の酒″はいかがです石狩

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