好きな物程とりあげられ
俯く癖がついた
好きな人程離ればなれ
さよなら癖が染みる
幾時代ありまして
殴りあいや激論の末に
どうにかこうにか落ち着いて
今じゃ心の形も分かる
どうにかこうにか吹き過ぎて
此処でもう一と殷盛(さか)り
喜び過ぎず悲しまず
ひとつひとつに躊躇(ためら)う
幾時代ありまして
唾のかけあいや詰(なじ)りあいも
どうにかこうにか落ち着いて
今じゃ心の扉開けたまま
どうにかこうにか流れ着き
此処でもう一と殷盛り
どうにかこうにか落ち着いて
今じゃ心の瞳も見える
どうにかこうにか辿り着き
此処でもう一と殷盛り
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長閑(のどか)なもんだぜ ヘイ ジェームス簡単に笑いこける右手をそおっと差しのべりゃ必ず右手を出しやがるお調子者のジェームスも生きて行(ゆ)くにゃ必死だぜ諂(へ
若い奴等に 出て行けよと街を追い出され とんだ幕切れさふと振り返れば 此の俺達も同じ様に遣ってきたものだぜ一所(ひとところ) 落ち着き又、振り出しと 呟いた失う
目の前を過(よ)ぎった 総てに背を向けて睨みつけながら 辺りを見渡したら叩きつけられ 彼方(あちら)に此方(こちら)に力知らされ此れ程脆いと―漸(ようや)く気付
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仲間に笑われて それから 言い出せないこの路地を曲がり 小さな 通りのATELIER陽が陰る街角を あの頃に似ていると 呟き暇をみつけては かよった 通りのAT
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心まで移りゆく よしなしごとさえそこはかと 人色づき つれづれ 流れる恋よ瞬(とき)の間のうつつさえ しのぶ想いこそ儚き夢 混さらざって つれづれ 流れる涙倭国
宵は時折の滲む光掻き消し星の囁き聞く度ふと振り向くけれどこれからも歩く行方見ずに漂よう果て迄やけに切なくああ二人暮れる日々を黄昏の影を寄せて時を刻むだけで繰り返