レルエ

  • YORU – レルエ

    夏の熱に溶けた氷菓子はやる胸に堕ちるネオンサインが消えない痛みのように光る やけにさみしい街を抜け出して僕たちは駆けた夏の合図を溶けそうになりながら消えそうになった星が星座みたいに繋がりますようにそして明日が笑えますように 湿る空に滲む汗と夜の月に沈む君の姿見えない約束だけが響き出した いつか悲しい場所を抜け出してうるさい声を振り切ってさ超えた夜に託そう追いつけないまま重ねた夢も銀河の列車に届きま…

  • MIRAI – レルエ

    揺れた君のアイズ涙こぼれ落ちそうで紛れたままで良かった雨の粒と人混みが散った夜だ 何回だって叫んだはずの未来有限だって嘆いたはずの未来 きっと描くにはもう遅すぎてあやふやにして塗り潰すよ貴方が見てた色に染まるせめて夢といさせて 見えた先の愛いずれかき消されそうでこのままボヤけた頭で小さな光を辿って探した街のどこか伝った白と黒 いつかの出会いだ夢だった君は誰だい? 何回だって叫んだはずの未来有限だっ…

  • インビジブルな才能 – レルエ

    隠れた月 僕は旅立つ揺らいだ声 誰のためだ見えない星 僕は旅立つ揺らいだ光 光 光 いつか最後の世界でまた会える暗い話は置いてこの際もうだって世界の片隅で足掻いてもなにが無理さえもわからないままだった曖昧に描いて揺らいでいたい インビジブル 君の中に潜った感情 感情遊ばせておくには勿体無い予感だ 予感だインビジブル 君の中に残った感情 感情潜ませておくには勿体無い予感だ 予感だ 隠れた月 僕は旅立…

  • 紫 – レルエ

    ねぇ 君の世界は何色ですか?誰も知らなくて 灯す紫完璧な創造と 架空の夢の中ハッと気付いて僕ら どこへ行こうか 遠くで光る美しさが 消えてしまう前に この日々も痛みも笑顔もいずれ覚めて幻になるの?どうか色あせた未来で夜が明けますように (バイバイ消えた街も 触れた指先も バイバイ消えた街は) あぁ この空の色何色ですか?雷鳴が泳いで 沈む紫完璧な創造に 見惚れたんだ僕はハッと気付いていつも 痛いだ…

  • 白 – レルエ

    探していた もう迷わない痛いほど味わう日だ不思議な残像を追いかけ続けた 透明を象った 悲しみと無垢な願い何度繰り返そうと 目指せ ずっと見えた光 いつか叶う願いよ ドラマチックに染めておくれ決して消えないこの灯 高く掲げて灰の世界で 笑って見せて不甲斐ない僕と さよならって別れたなら僕ら願ってバグって飲み込んで描いてゆくんだ 真っ白なストーリーを 不可視な迷宮(ラビリンス)で出会うような奇跡もあっ…

  • 深海 – レルエ

    深海のように穏やかで 悲しくなったそんな夜真紅のように凛とした 君の姿思い出す自分(わたし)なんてモノは消えて 形を求めさまよう街に stardust が散った 解けない魔法 消えてしまって空は透明に変わって 時経て癒えたはずだった 「何も聞こえない」 滲んだ海の中想いや姿が届かぬ場所永遠に潜った 美しい世界を望めば刹那 さよならして消えてゆく 言葉が痛く刺さって 夢から目覚める前にうろんげな心 …

  • あふれる – レルエ

    ガラス玉が散ったそれも綺麗でいいとだけど僕は消えたもう戻れないよ 過去と踊れ 広がる視界に 揺らめく景色がある涙の約束は 衝動的だった 溢れ出したこの世界で僕ら 悲しみを摘み取ってきたね疑うことなく書きなぐった 物語は君が主演さ生まれ落ちたこの奇跡は 必ず僕が君へ連れて帰るね願いよ高く解き放て 光になって舞い上がれ 欠けた未来に立った涙こらえた夜に言葉をずっと探したもう戻らないな 過去と同じ 無邪…

  • pulse – レルエ

    揺れたヒストリー 街さまよって擦り切れたビルの看板錆びつく一人眺めながら飲み干したサイダー ネオン霞む街 滲んだ過去で絞り出したその先に待つもう取り戻せない蜃気楼 透明な奇跡を 僕らはずっと見ていたい夜空の星たちが 束になって逃げても 日々にひっそり 沈む深層に錆びた電燈 ビルの窓に映る一人眺めながら飲み込んだ愛だ ネオンが止む街 滲んだ過去と不確かな明日にすがったってもう取り返せない蜃気楼 この…

  • キミソラ – レルエ

    流星が見えた 僕は届きそうで手を伸ばしたはぐれそうな あの影を追い続けた 夢の上に立った過去と数えきれぬ涙その涙をもって僕はこの世界を愛せるかな 暗い夜空 僕は君に願いを込めた振り絞った一つの小さな光が欲しいいずれ僕たちはこの場所から離れなくちゃいけない立ち向かって散り散りの星を守る大丈夫さ ほら仲間がいるよ違う空の下にいても 曖昧な形 僕は伝えたくて手を伸ばしたこの想いが いつか濁ってしまう前に…

  • 硝子の国 – レルエ

    硝子みたく透き通った国 僕はまだたどり着けないやいつの日か追い越す真実に 今はまだ手をつないでいようか たった一つの物語を知りたくなって覗く世界さ願わくはその道のりの先に光があるように たとえ明日さえ見えなくて孤独の迷路に惑ったってちぎれるくらいに手を伸ばせばいつか飛べるさ向こうの世界 硝子みたく透き通った国 僕はまだたどり着けないやいつの日か追い越す真実に 今はまだ手をつないでいようか 朝を迎え…

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