リーガルリリー

  • ハイキ – リーガルリリー

    私の理屈通りのものは 君にとっての退屈かな本当は飛び込んでみたいんだ だけどとっても卑屈 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを廃棄処分寸前だった私が拾った 痛い、痛い、触りたい、指先でつかんだお月さま痛い、痛い、変われない、性格もリズムも体温もTonight、Tonight、触れないやTonight、隣の君は笑顔で、おなかがすいたの 私の退屈だった日々を 塗り替えた笑顔はいくつかな?嘘つき 本当つき…

  • 管制塔の退屈 – リーガルリリー

    コックピットの掃除も人間関係も日向ぼっこ閉じ込めて抱きしめたい私は最後の操縦士 手慣れた速度で滑走路 飛び立った 初めての景色はこんなに退屈を忘れるの帰りたくないうちにこのまま消え去りたい そんな夕日を見てた言う人もいなくて言うこともなくてただ夕日を見てた。 時計の秒針に溶けた孤独な午後に咲いた花は散った。それは、ずっと昔からあったかかったお母さんのポッケの幻想。都会の喧騒に苛まれてどこかに帰る?…

  • 泳いでゆけたら – リーガルリリー

    ぶらんこが一番上に登ってた。どうして僕らは用意されたもので、遊んで飽きていた。 ぶらんこが一番下に戻ってた。どうして僕らは重力のリズムに、従って生きていたんだろう。 空はどこまでが空なんだ?雲はどこまでが雲なんだ?僕はどこまでが僕なんだ?ねぇ? 泳いでゆくから 泳いでゆくから感覚は夢じゃないはずだから。覚書が重なってきたら、また会ってくれないかなぁ。 泳いでゆくから 泳いでゆくから君のもとへ 泳い…

  • 60W – リーガルリリー

    しょんぼりとした若者が突っ立っていたアスファルトに咲く花を眺めていたんだ隙間ができれば何かまた入るんだってその場から体を引き剥がした 街の星は見えなかった銀河の中 寂しかったあぁ カムパネルラせいぜい60Wこの街の光になった 寝ぼけ眼の両目を擦っていたのは本当の夢をまた見逃していたからそこでチャンネルをまた右に回してもパルスノイズその場から両目を引き剥がした 生きていく意味を知って またそれに殺さ…

  • はしるこども – リーガルリリー

    クラクションが、鳴った夜クラクションを、聴いているラジオから流れ出したきみのこと歌い出した曲は、きみの目を轢いた、 走って。ころんで。走って。ころんで、青い空を見上げたら涙が落ちた。 クラクションを、聴いているクラクションが、鳴った夜雨上がり、空の下きみの名が呼ばれた気がしたきみの手を引いた。 走って。ころんで。走って。ころんで。きみの母親の泣き声を捨てて。歌うたい鳴らそう大人になるのさ。 全身全…

  • ハイキ – リーガルリリー

    私の理屈通りのものは 君にとっての退屈かな本当は飛び込んでみたいんだ だけどとっても卑屈 廃棄処分寸前だった君が好きなやつを廃棄処分寸前だった私が拾った 痛い、痛い、触りたい、指先でつかんだお月さま痛い、痛い、変われない、性格もリズムも体温もTonight、Tonight、触れないやTonight、隣の君は笑顔で、おなかがすいたの 私の退屈だった日々を 塗り替えた笑顔はいくつかな?嘘つき 本当つき…

  • こんにちは。 – リーガルリリー

    かなしいことになったのさ。きみのにおいは死んだのさきみの未来におじゃましますうつろな部屋にこんにちは。惜しみない拍手が聞こえる。きみは舞台から降りて ぼくと目が会う。眠ってるのに惜しみない拍手が聞こえる。きみは、空へと旅するさようなら、早く行かなくちゃ。ベルが鳴る。きみのぶたいは、華やかでぼくは全てに恋をした。きみのぶたいは、華やかでぼくは全てに恋をした。ぼくは前を向くよりもきっと ぼくは泣いてる…

  • キラーチューン – リーガルリリー

    殺し屋が死ぬ 引き取る地球だれも葬式に来なかったけれど 遠回りさだめだとしても迷子になる戸惑わせた寿命の数 ぼくもそうだよ。きみもそうだよ。「争いのない世界が欲しいよ」そう願っている。遠ざかって見た世界は 綺麗ならさ 視力も無力だ。帰りたい。 絵空事にまぎれて 淡い夢の中いたいんだ絵空事にあこがれて 夢を解き明かそうとしたんだよ 殺人鬼は引きこもるのだれも葬式に来ないからだと 思うだけだよ。ぼくた…

  • 明日戦争がおきるなら – リーガルリリー

    君の心臓の音に慣れてきてからの話そんなリズムから僕は離れられなくなって 君はこのままどこまで 運ばれて行くんだろう赤信号止まらずに 曲がり道 探すかな 明日戦争がおきるなら、こんなことで別れたりしなかった。とてもくだらないことだって、笑いあえていたことだった。沈黙は口を閉じて出た言葉。世界一大きなメロディ。 そんな生活にちょっと慣れてきてからの話そんなテンポにだってまだ君が塗り絵をするんだ 僕はこ…

  • ノーワー – リーガルリリー

    君は全てを体に入れてトイレで吐いた。吐いた。食べ残すこと許せなかった。物足りない、今日はまだ終わりじゃないと夜は進んだ。 霧が見えるから君が見たものはキリのない迷宮風が吹いてから消し飛ばされることを待った走り出せなくて走り書きで書く揺らいだ字面風が吹くたびに蹴り飛ばされて傷が深まった ノーワーノーワーのごり押しで 対立が始まって今 手にした形 あまりにも弱すぎて 全てを体に入れて、受け止められなか…

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