リルキューブ

接続点 – リルキューブ

靴を鳴らす度 錆び付いていく時間の窓
すぐにこじ開ける 声を風に乗せる

夢うつつのまま いつも呼吸している
それでも叶わないなどとは思わない

白い月に咲く花が笑う
手をのばしても今は届かないから、見て見ないふり
まだ見ぬ未来は思い通りに笑えている、そのときには
花を摘んで、花を摘んで

黒染まる空 喜怒哀楽ノーリアクション
嘘も約束も流れ星になる

白い月に咲く君が笑う
”手をのばそう”だなんてね、思わないから笑い返す
涙の数だけ歩いたから、僕はもう次に向かう
通り過ぎる接続点

ねじれる朝と夜の狭間 歯ぎしりする音が響き渡る

白い月に咲く花が笑う
手をのばしても今は届かないから、見て見ないふり
まだ見ぬ未来は思い通りに笑えている、そのときには
花を積んで、花を積んで

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