ヤなことそっとミュート

Uronos – ヤなことそっとミュート

開いて
閃く この素晴らしい世界を
閉まって
枯れ果てる 無気力に見たものを模倣
コントロール不能な 心の温度を
抱いて 繰り返す
逃す数々の本望を

満ち欠けも 聞き分けもなく
依然として太陽は僕の背を叩いていて
誤魔化しなく 理由なく
ただそこにあった 眩しさ

ああ このドアをくぐった僕は
知らぬふり 感情をリサイズして 逃げる
ああ やろうとすれば簡単なんだ
言い訳のよう 変わらない風景

ひらひら開いて また同時に閉じているんだね
人が心と呼ぶその空洞を分かつ

まわる回転ドア 誘う最深地
ぬるく甘い 蜜のよう

ああ このドアに逃げ込む私は
またひとり、残像をリライトして 癒える
ああ 気付けば、どこか他人事なんだ
確かめても 変わらない風景

何をしたいの?
見失って (What am I made of?)

何ができるの?
目をそらして (What am I made of?)

まわる回転ドア 誘う最深地
虚の巣に逃げるよう

ああ このドアの取り払うんだ
ただひとり、衝動をリブートして 進め
ああ 光が差し込んでよく見えるよ
私がなにで できているのかを
解明
この素晴らしい世界を
抱いて

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