ヤなことそっとミュート

レイライン – ヤなことそっとミュート

レイライン 散らばった偶然が
点々 輝いて 呼んでいる
レイライン 集まった偶然を
ぎゅっと抱きしめる

いつも描いてる理想は
満ちて欠ける月みたい
そっと袖振り合うも
流れてく距離

白い手のひら
メモ書きの跡のよう 滲んで
わたしには見えるよ
だから 君に見せたくって

レイライン 集まった偶然は
点々 輝いて 呼んでいる
レイライン 繋がった
その意味を求め歩き出す

今日は 一筋の光
ただ ねがいをかけるよ
いつか その線がえがく
新しい 私だけの形

孤独はひとりとは違うよ
もっと 不可算そのもの
採点するのが誰かも
わかってるのに

夕闇浴びた 窓辺に顔寄せて 眺めた
わたしが映るその先に
星空 のぞんで

レイライン 散らばった偶然が
ただ重なった それでいい
レイライン いびつなフリーハンド
だけどえがいてる

どんな結末になるの?
完成って何が決めるの?
いつか きっと振り返る
そのときに わかる気がしている

近づくほど 長く伸びた影
閃光 蹴って

ホロスコープから飛び出した
あの日の私が見た光
背中を押すから

目指すとか 向き合うとか
そうじゃない
底のない穴なんだ
開いて わたしをさらった
夢に 落ちるように

導かれた あの日から
止まれないけど

レイナイト 散らばった偶然を
キュッと貫いた 流れ星
はっと振り向いて 見渡せば
ならんだ足跡

レイライン 散らばった偶然を
ぎゅっと抱きしめ ここまで来た
レイライン 綺麗な一筋の光
そのつづき

いつか 描いた理想の
ひとつが目の前にあるよ
今日も明日も
これからも
繋いでく
足跡はつづく

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