ヤなことそっとミュート

  • Sing It Out – ヤなことそっとミュート

    「叶うはずもない…」嘘みたいに砕け散った言葉を掻き集めていたんだ I wanna cry out, wanna cry out手のなる方へ諦めた矛盾が傷だらけになって滲んだ 終わらない僕の sing it out隠さなくて、いいかなって眠れない夜に浸っていたいそして僕は独りただ 過ぎてゆく耐えられない痛みを眠れない夜のシグナルこの身体から let it go この世界の憂い平行線を嘆くよ無常になっ…

  • 最果ての海 – ヤなことそっとミュート

    荒廃の末路!いつの間にか決められていたルール描いていたはずの 理想は飾りだった 兵隊の行進だ 透明な糸が操っている未来は夢の中 希望は薄れた 散らばった違和感の正体 瓦礫にまみれて空は黙ってる 最果ての海 自由と潮風泣き叫んでわたしは焦がれた息詰まった こんな世界ではあぁ どうにかなりそうだ 焦燥の境界線 透明な意図が渦巻いた市街は夢の中 希望を隠して 平静を装った風景 街を抜け出した空は曇ってる…

  • オッド・ランド・オード – ヤなことそっとミュート

    目覚めて白い影 飲まれて落っこちた見慣れない街並みと キミに似た生物に とりあえず深呼吸どうやら はるか遠い惑星に落ちたらしいあの日見た夢の中 さよならを分け合ったキミに会うそのために 七転び八起きのリズム 転がって今日も進んでいる顔隠し歩く人々に キミの眼差しを探した さぁ キミに会いに行くためあの日流した涙たどっていつかきっと交わるキミに会えたなら何を話そう目を閉じて練習するよ 昨夜は 北の空…

  • フィラメント – ヤなことそっとミュート

    振り返れば 思ったよりも遠い昨日当たり前が懐かしくなっても 離れて知った 寂しささえ繋がりだって 気付いたの この夕空が眩しいのはこころを編んだ フィラメントきっとあなたと結んだからたどって帰ろう 目上げた空 五線譜に鳥たちの影法師口ずさもう 懐かしい音色あの日のように 悲しさなんて ただの句読点 語ろうとしないで今は言葉を待つよ風がめくる 次のページまでは あの夕空が切ないのはこころを編んだ フ…

  • 結晶世界 – ヤなことそっとミュート

    散り舞う雪 カラタチの白い棘 冬に溶け凍える手首に 道標刻んで 終わらない夜駆け抜けた 閉ざされたままこの部屋の中闇と光とがマーブル模様描き取り巻く渦不安さえ 飲み込む 道なき道が まぶたの裏側見えたようないざないは甘く 危うくナイフが 必要なのさ 痛みを超え 遠くまで白い棘 届いて戻れない過去に 背中をあずけてもっと深く潜るんだ この世界 長いようで 短かっただなんて簡単に言うんだね だけど私に…

  • 遮塔の東 – ヤなことそっとミュート

    み空にそびえ立つ虚像ただ煩悩を積み上げたバベルそれを眺めた私の吐き気をこの本性は歓迎してる唸るように噛み締めて 満たしたいと思うからまた手を伸ばすんだろうし臨界点なんてものはない欲望は肥大してく余ったって飢えるのそれが人の運命なんだろうすると 私は人にあらず 刹那の光 それだけが欲しいそびえ立つ影を暴き出すような一瞬の光 それしかいらない燃え尽きても尚 忘れられないほどに 痛む胸部にまかせた思考そ…

  • Passenger – ヤなことそっとミュート

    終わりのないエンドロールを 眺めるそれだけの仕事いつになれば終わるのだろう 窓の外は見知らぬ太陽「不安ばかり数えていても仕方ない」わかってるんだよぜんぶあずけて 新しい世界を覗きに行こう 物語になったとしても最後の日は笑って 懐かしんでいたいよ はじまりの日を遠回りになったとしてもいつかきっと笑って 懐かしんでいたいよ 今日の日を 買い換えたばかりスマートフォン あの日の写真を移そう飲みかけの温ん…

  • beyond the blue. – ヤなことそっとミュート

    見上げた空 木々は青かった逆さのまま 追憶は逆光で私はただ 「またね」と呟いた目を閉じれば さよならはいつも単焦点 いつも歩いた 並木道で淀む世界に飛行機雲君の襟足が揺れて季節はまだ夏だったんだ ああ 振り返る 君の背中遠くで光る日々に切なくて君はまだ気づいてないなせめて微笑む なにも言えなくて 止まったまま秒針は鼓動のように心臓を刺すその痛みは等間隔で急かすように夢をさました君と過ごした日々がも…

  • 記憶とハーモニー – ヤなことそっとミュート

    眠りの森から過去へ飛ぶ日々が奏でる柔らかな音 辿って薄れゆく想い出を 確かめるようにひとつひとつ ほら 数えよう 特別だけど 平凡な祈りがいくつも輝いて ぼくらの今を生きる未来が歌になっていくよ忘れないで 今はじまる旅の出発点記憶を照らす日が呼吸を取り戻した時間を飛び越えてこの瞬間を きみのために唄うよ 頬を刺す風が凪いで 季節が変わるように日ごと移ろう 人々の海 泳いで美しいものだけが 試されて…

  • Gifted – ヤなことそっとミュート

    浮かび上がった足を 世界が掴む振りほどくのは楽勝私の魔法は自由 私にとって やや軽すぎる この星の重力ちょっと不安定だけど高く飛ぶにはちょうどいいの 日常のレイアウトを崩していつだって新しくなれるの 走り出す今日の私が 世界を動かしてるほかの事情なんて 知らない溢れ出す今日の私が 空をめくりとなりの星も照らしだす新しい太陽 Gifted 首を傾げて 景色がかわる丸い動く歩道 みんな乗ってどこへ行こ…

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