メロフロート

まだガキだけど – メロフロート

さよなら ありがとう
ここから 旅立とう
どんなに 離れても
いつも ひとりじゃない
さよなら ありがとう
たまには 帰るよ
思い出に 手をふって
またいつか 会える日まで

夢から覚めた
桜 舞い散る 始まりの朝
最寄りにある 阪神電車
今日も大阪と神戸を 繋いでんだ
ふっと 浮かぶ よく遊んだ 公園
駄菓子屋の おばちゃんの 元気な声
「ムリしてもムチャはするな」って
教えてもらって もう8年

目をとじて ふりかえる
笑いながら 歩いた 通学路
かけがえのない 仲間達
放課後は 決まって 長話
気づけば 5時半
帰り道 渡る 夕暮れ橋
寂しさ こらえて
歩んでく 1人1人の未来

なんとかなるさと
オレたち 笑ってた
なんにも 知らないまま
輝いていたね
あの日と変わらず
オレたち 生きてく
恥ずかしさ 情けなさ
もどかしさ 抱えながら

制服のまま
鴨川で見た 空をまだ覚えてる
どんな悩みも そこに 行けば
忘れられる 気がした

あの頃は ガキな 高校生
迷ってた 将来の 方向性
どれだけ 大人になっても
地元の駅 降りたら 青春が 戻る
200円 握って 久々に 食べた
街角のたこ焼き やっぱ 美味かった
今と昔を 重ねながら
流す涙 拭いて明日に

なんとかなるさと
オレたち 笑ってた
なんにも 知らないまま
輝いていたね
あの日と変わらず
オレたち 生きてく
恥ずかしさ 情けなさ
もどかしさ 抱えながら

旅立ちの日
思い出は忘れない
電車の窓に映る
街並が涙で滲んでも

さよなら ありがとう
ここから 旅立とう
どんなに 離れても
いつも ひとりじゃない
さよなら ありがとう
たまには 帰るよ
思い出に 手をふって
またいつか 会える日まで

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