ホタルライトヒルズバンド

何千回でも 何万回でも – ホタルライトヒルズバンド

祈りを切り裂く笛が空に鳴り響き
最後の夏がそっと終わりを告げた
涙で滲んだ青春を
スタンドで僕は眺めてた
空っぽになった水筒に閉じ込めた夢は

あの時の夢を見た 夏が近づく
鏡の前の自分に僕は問いかける
譲れぬ想いがあったんだ
叶えたいことがあったんだ
どこに置き忘れたんだろう
またひとつため息

青く高く広がる空
もう一度 手を伸ばす

何千回でも 何万回でも
いつか いつかと信じる力で
明日にしかない夢に踏み出すんだ
諦めるなんて答えはいらない
心の中 きらめく
ひとつだけ
消えない光を

集合写真 久しぶりの同窓会
それぞれの道 ひとりひとりが歩んでる
駅ビルに2号店だって
憧れのマイホームだって
なんだか遠くにいるようで
ヘラヘラするしかなかった

ずっとこのままでいいのか
握りしめたその手に

何千回でも 何万回でも
いつか いつかと信じる力で
明日にしかない夢に踏み出すんだ
諦めるなんて答えはいらない
心の中 きらめく
ひとつだけ

転がってきたボールを蹴り返す
少年たちの歓声の中
笑顔の君は あの時の僕だね
気付いたよ
何にも 何にも
失くしていない

消えない光よ
新しい今日が歌い出す

何千回でも 何万回でも
何億回でも 信じる力で
明日にしかない夢に踏み出すんだ
諦めるなんて答えはいらない
心の中 きらめく
ひとつだけ
君の中にあるんだよ
ひとつだけ

消えない光を
消えない光を

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