フレデリック

CLIMAX NUMBER – フレデリック

真冬の歌を覚えてますか 白い息を吹かしながらずっと
僕は歌っているんだ 歌っているんだ
無くした言葉探してますか 今はどこで何をしてるかなんて
ほんと興味は無いし 興味は無いけど

13月の雨は誰も知らないリズムでポツリ
まるでエピローグのBGM ひとり取り残されてく

そして今年最後の雪が明日をしとめに落ちる 今夜は嘘じゃない
僕と君がはじめた街に瞼に染みる歌を 今夜は歌うのさ
ふたりにしか聴こえない 最後のナンバーだ

あれから君は笑えてますか 指の数じゃ足りないほどの声で
僕は歌っているんだ 歌っているんだよ

平行線のままじゃ 何も変わらぬリズムで暮れる
ひとり自惚れてたイージーゲーム いつも取り残されていく

そして今年最初の雪が僕を仕留めに落ちた 今夜も嘘じゃない
僕と君が過ごした街が季節と共に溶けた 今夜でさよならさ
ふたりにしか聴こえない 最後のナンバーだ

そして今年最後の雪が明日をしとめに落ちる 今夜は嘘じゃない
終わらせた夢の数明日を歌う僕らを 君はさ笑えるかい
振り返らずにさ歌うから
ふたりにしかわからない 最後のナンバーだ

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レプリカパプリカ – フレデリック

列車の荷台で揺れた 赤いパプリカ踊るわ夕暮れ時を迎えた 売りに出されるこのままがたんごとん 砂漠を越える列車の隅に捨てられた 赤いパプリカ騒ぐわ大きさだけで捨て

人魚のはなし – フレデリック

一人の人魚が深い海に住んでいた時の話です珊瑚のたくさん積み重なる場所で優雅におよいでた外の世界を知らず自分が一番美しいと思ってた彼女はナニモシラズにただ鱗を磨い

うわさのケムリの女の子 – フレデリック

パイプの中からけむりがもくもくパイプの中からけむりがもくもく今夜ゆくのよ掴めぬあの子を捕まえに今夜ゆくのよ「うわさのケムリの女の子」パイプの中からけむりがもくも

もう帰る汽船 – フレデリック

間違ってる朝を踊れる朝にもくもくけむりが笑う食い違ってる朝を騒げる朝にぽたぽた涙を誘う骨だけ残したあなたは私を置き去りとられたカラダを返してそんなそんな辛い夜は

砂利道 – フレデリック

すいすいすいすいすいすい 泳ぐばいばいばいばいばいばい 砂浜空の背景は赤 ぼくの水筒は青パラソルまだカラフル ビーチサンダル噛んでるまぁそれでも夕暮れの 暑さに

幸せっていう怪物 – フレデリック

ジェスチャーならもういらないよ 落ち着いて外で紅茶飲もうよそのあとに街の宴で踊って 金魚すくいをしようかキミのところどころこころのことここのところころころころが

ディスコプール – フレデリック

むかしむかしのことですがこつこつこつこつ貯めていた綺麗な涙を流してさおっきなプールを作ったわクジラの浮き輪を膨らますあの子のホッペを膨らましたくてそのままプール

オドループ – フレデリック

踊ってるだけで退場それをそっかそっかっていってお幸せについて討論何が正義なんかって思う生意気そうにガム噛んでそれもいいないいなって思うテレスコープ越しの感情ロッ

さよならカーテン – フレデリック

覗かなきゃよかった カーテン開けなきゃよかった何も知らなきゃよかった 誰も傷つかなきゃよかったそれでいいわけないいいわけない日の光求めてそれでいいわけないいいわ

セーターを脱がさないで – フレデリック

セーターセーター君のぬくもりは一体どこで見つけた?心なしかいつでもそばにいてる気がしたセーターセーター君のやさしさは一体何で出来てるの?ほつれた毛糸をひっぱって

愛の迷惑 – フレデリック

にっちもさっちもどうにもこうにもいかない噂にバイバイ隣に住んでるマニュアル通りの存在それもバイバイ向かいに住んでる教科書やぶりの存在それを栽培ないものねだりの人

シャンデレラ – フレデリック

シャンデリアぐるぐる回る夜風に乗って動きだす2時間ちょっとの秘密の世界にお別れをシンデレラよそみしないで死んでるわ目が死んでるわキレイゴト並べて並べてお仕事する

DNAです – フレデリック

プラスチックみたいな表情で愛を持って歌ってるラバーソウルを履いた若者がbunca bunca歌ってるメトロノームになんかならないで雨はずっとわかってる僕はライタ

オワラセナイト – フレデリック

終わらせないとなにもはじまんないからもったいない終焉最終回Show timeで宴さぁパーティーだ踏み出さないとなにもはじまんないから終わりもない純情感情線外回り

トウメイニンゲン – フレデリック

街を駆け抜けるずっと誰にも見えない自分がハダカになっても気づかれないよ電波に乗ってる時間はきっと誰にも見えない時間です姿の見えない透明人間なんです今を駆け抜ける

ひっくりかえす – フレデリック

顔色ばっかりうかがっていままでいいことあったっけ言い訳ばっかりいったってその場をしのいだだけでしたその場で足踏みしてたって履いてる靴は擦り減るんだ掴んだ気持ちを

トライアングルサマー – フレデリック

さらばロックンロールミュージックなんて夢を見るそうよ毎週センチメンタルになって夢をみる夏の大三角が夜空にそっと色つけたなんか駆け出したいよね なんか駆け出したい

USO – フレデリック

甚だしい 甚だしい うそつき幽霊船に乗って今をさらけ出した声も何もかも波打ってあなたらしい あなたらしい 夕暮れ波止場で歌って心なしかいつもの太陽を見間違ってし

真っ赤なCAR – フレデリック

真っ赤なデルタの隣に座るのは僕ではない誰か強くハンドルを離さず握るのは僕の中のあなたパッパッパッパッパッパッパックラクション クラクションを鳴らせ鳴らせ 鳴らせ

FUTURE ICE CREAM – フレデリック

変わらない日常の狭間に置き忘れてきたモノがあった甘い生活の澄まし顔が溶け出して 溶け出して 溶け出して 溶け出して戻れない感情のスキマに人知れず笑う闇があった離

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