追い風に押された午後
懸命に僕は走った
雨上がりを 裸足のまま
まだ僕は誰でもない
存在を求めて走った
ありふれてる宝の地図 握りしめて
神様、僕に見せてくれないか
世界を変える魔法の力を
たくさんの昼と夜を
がむしゃらに僕は巡った
繋がらない言葉と音
まだここはどこでもない
証明をするために綴った
夢に浮かんだ ユートピアを描くように
神様、僕に見せてくれないか
世界を変える魔法のノートを
その気に僕をさせてくれないか
日が落ち 星が散らばり (また僕は走る)
草の匂い 町の灯り(また僕は走る)
形になってない 暴れそうなこの気持ちを 何て言おうか
神様 僕に見せてくれないか
世界を変える魔法の力を
その気に僕をさせてくれないか
肌寒い 青暗い朝 (また僕は走る)
わかりそうで わからない(また僕は走る)
叫びたいわけじゃない 光りそうなこの気持ちを 何て言おうか
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