教科書の隅に書いた君の名前
最初の桜が咲いた季節に君と出会い
生まれて初めて芽生えた想い
伝える事も出来ずに秘めた
授業中 君の横顔見る度に心躍る
舞い上がる恋桜の 花びらに想い乗せて届いてよ
風乗って君の元へ
少しでも近づきたい たったそれだけの事
君の前じゃ話も出来ないんだ
かっこつけて 好きな素振り見せない僕
かっこ悪いよ
あれから一年が過ぎ何も出来ず
二度目の桜が咲いた季節に
臆病な僕の背中を 春の風が優しく押してくれた
放課後 桜の木の下でこの想いを伝えよう
舞い落ちる恋桜の 花びら見つめながら君を待つ
時間が止まったようで
風の向こう君の笑顔 現れた瞬間に
二人の時間刻み始めた時計
止まる事無く進んでいく そして僕らは手を繋いだ
悲しい時…楽しい時… 一緒に分かち合ったね
卒業して離れてしまっても
咲き誇る恋桜の 木の下でまた会おうよ
時は流れたとえ歳をとっても
あの日と同じ 恋桜舞う 道を歩こう いつか二人で
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