フランク永井

  • たそがれ酒場 – フランク永井

    風もないのに 堀割りで縄ののれんが ふるえてるたそがれ酒場まるでブロークン・ホテルみたいにここはあぶれた 人のたまり場所 俺も仲間の その一人いつも日暮れて やって来るたそがれ酒場朽(く)ちた止り木に 腰を降ろして飲むは火のよな 強い奴なんだ 暗いランプに 背を向けて知らぬ女も 泣いているたそがれ酒場肩を叩いて 何かひと言言ってやりたい 俺も弱虫さ 人気の新着歌詞 WOMAN – フラ…

  • 星になりたい – フランク永井

    あなたにぴったり 寄り添うて星になりたい 星になりたいいつまでたっても 離れないあまい夜空の 二つ星今夜も二人で 歌いましょう星になりたい 星になりたい きらめく花びら エメラルド星になりたい 星になりたいやさしいためいき ささやきが耳をくすぐる 二つ星今夜も二人で 祈りましょう星になりたい 星になりたい あなたと私と 二人だけ星になりたい 星になりたい誰もゆけない 遠い空夜の恋人 二つ星今夜も二…

  • 林檎ッコ – フランク永井

    林檎ッコ 林檎ッコくにを出てから もう三年だ旅から旅の さすらいぐらし林檎ッコ 林檎ッコおまえを見るたび 想い出す帰りたくなる ふるさとだ 林檎ッコ 林檎ッコ知らぬこの街 果物店でお前は紅く 微笑みかける林檎ッコ 林檎ッコ泣きつつ別れた あの娘いまも林檎を 作るやら 林檎ッコ 林檎ッコ甘くかなしい あの娘の声が早よさ帰れと 呼んでるようで林檎ッコ 林檎ッコ涙をながして ゆきすぎる肩に夜霧が 青く降…

  • たそがれシャンソン – フランク永井

    銀杏並木に ヴェールをかけて街にあかりを つけてゆくたそがれさん たそがれさんお前さんだネ たそがれさんいつも今頃 やって来て俺を寂しく させるのは いつか通った 横丁の窓で可愛い娘が 泣いていたたそがれさん たそがれさんあれもそうだろ たそがれさん長い睫毛に 一しずく何か落として いっただろ 今日もこの角 曲って見よか廻り道だが まアよかろたそがれさん たそがれさんついておいでよ たそがれさんど…

  • 初恋の山 – フランク永井

    月の静かな ヴェランダで二人で唄った アヴェ・マリア誰かが今日も 唄ってる好きとは口に 出さないで別れたままの 恋だけど忘れはしない 山小屋のああ あの夜の 思い出は帰らない 雪をかぶった 雪うさぎおどけたあの目が 可愛いとあなたは僕に 云ったっけ大きく振った ストックで描いた夢は 幸福は涯なくつづく ゲレンデのああ 雪よりも きれいな恋だった 別れたままの 恋だけどあなたの瞳 いとしさにああ 初…

  • 一三、八〇〇円 – フランク永井

    もっこかつげや つるっぱしふるえ歌え陽気に 炭坑節黒いダイヤに惚れたのさ楽じゃないけど 一三、八○○円たまには一ぱいたまにゃ一ぱい 呑めるじゃないか からのトラック 思いきりとばしゃビルの谷間に 灯がともる今日もとにかく 無事だった嫁を貰おか 一三、八○○円ぜいたく云わなきゃぜいたく云わなきゃ 食えるじゃないか 明日は日曜 お弁当持って坊や行こうぜ 動物園ママもお猿を 見たいとさ一家だんらん 一三…

  • 新東京小唄 – フランク永井

    赤い夜霧の 東京タワーじっと見つめて 手をにぎる深夜喫茶の 帰り道恋と若さに 身をまかせしんみりしんみり 歌おじゃないかハアー 東京小唄 雨の新宿 車を捨てて濡れて歩けば シャーベット甘く冷たく ジンとくる狂いだしそな 恋の夜しびれてしびれて 歌おじゃないかハアー 東京小唄 麻布 赤坂 灯(ともしび)消えて君は東へ 僕は西今夜つかんだ 幸せを胸に抱(いだ)いて さようなら一人で一人で 歌おじゃない…

  • 月影のささやき – フランク永井

    月影に やさしく甘く匂うよな 君の耳たぶ見ていたら たまらなくなってきて抱き寄せた 小さな肩だった初めての おおキッス ア…忘れられない 初めてのキッス 物言わぬ 名も知らぬ花よ誰を恋い 何を夢見るはじらいに ただ頬を染めながらうつむいた 可愛い人だった遠い日の おおキッス ア…忘れられない あの夜のキッス 今日もなお 渚に残る想い出は 白い貝殻手に取れば ほのぼのとこの胸にやさしく 幸せはよみが…

  • 悲しみは消えない – フランク永井

    およしよ およしよ旅へなんか 行くのは 海を見たって 山を見たって悲しみは 消えない苦しい気持ちもわかるけどいまじゃ冷たい あの眼差しが汽車に乗っても 船に乗っても空しく残るよ およしよ およしよ旅へなんか 行くのは 街を見たって 花を見たって悲しみは 消えない長い淋しい道一つ二度とかえらぬ つもりでいても離れたっても 遠くなっても傷あとは残るよ 長い淋しい道一つ二度とかえらぬ つもりでいても離れ…

  • 伊勢佐木町ブルース – フランク永井

    あなた知ってる 港ヨコハマ街の並木に 潮風吹けば花散る夜を 惜しむよに伊勢佐木(いせざき)あたりに 灯(あかり)がともる恋と情けの……灯(ひ)がともる あたしはじめて 港ヨコハマ雨がそぼ降り 汽笛が鳴れば波止場の別れ 惜しむよに伊勢佐木あたりに 灯がともる夢をふりまく……灯がともる あなた馴染みの 港ヨコハマ人にかくれて あの娘(こ)が泣いた涙が花に なる時に伊勢佐木あたりに 灯がともる恋のムード…

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