ファンタズム:FES(榊原ゆい)

イノセンス~殺戮の創世記詩編 最終章より~ – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

降り止まぬ雨は 美しき血のように
凍りついた 頬を濡らして 落ちてゆく
#(僕(しもべ)たちが掴む青空
#絶望の中 妄想の力で
#狂気の祈り 罪の予言 開かれた黙示録 鳥篭の鳥)

世界を見下ろす 神は残酷な母
その胸には 死へ続く安らぎが在る
#(羊たちが暴く偽り
#飼い慣らされた 迷宮の生贄
#人形を辞め 朽ちた柵の錆びて軋む鍵を壊して)

何かが囁く 兆した疑い
あやつられたまま 騙されて終われはしないと

罪よ翼になれ 崩れゆく瓦礫の中で
絶望に 点るヒカリ この夢の出口を探す
世界を殺せ 抗う者 それは殺戮の イノセンス

すべては幻影 何もかも不確かで
握り締めた 苦しみだけが剣となる
#(心たちが捨てる諦め
#裏切りの意味 魂の反乱
#邪心の神話 物語の頁の中の騎士目覚めて)

今こそ断ち切る 無限の連鎖を
果て無き闇より 覚醒の時は訪れた

記憶ひらく扉 ひざまずく大地が揺れる
鳴り響く滅びの鐘 真実の救いは何処に
世界を殺せ 目覚めた者 それは殺戮の イノセンス

唯待っていた もう知っていた ひきかえせない 闘いが始まる

罪よ翼になれ 崩れゆく瓦礫の中で
絶望に 点るヒカリ この夢の出口を探す
鳴り響く滅びの鐘 真実の救いは何処に
砕け散る空の鏡 偽りを映した罪に
世界を殺せ 囚われ人 それは殺戮の イノセンス

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翡翠のカヴィリエーレ – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

慈しみ深き 罅(ひび)割れた闇に 幻影を掻き消すように戒めの叫び 紫の祈り 薔薇となり咲き乱れて力尽きる旅人 瓦礫の下 朽ち果て光りを求め彷徨う 誰もが望んだ空

EUPHORIA ~償いのレクイエム~ – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

祈り償いし交わされた契約 母なる深き永遠 闇夜の果て燃ゆる月滲んだ血の運命刻みし者 絶えることのない憂いと 消せない燈灯安らかな大地へと導かれる魂 燃え盛る炎 

プレギエーラの月夜に – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

光り群がる月夜の果て 絡み歪む世界さえ紡いだ日々の悲しき現実 時を刻み記すとき今を越える過去と未来その扉は… 大いなる意思の導き 罪なき羽この胸に感じる 戒めの

麗しきセデュース – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

定めに従えない 禁断の実主(あるじ)は目を閉じ 顧(かえり)みない天空深紅(あか)く染まり 亀裂走る正邪に魅入られた僕(しもべ)迷宮の扉は 優美な眼差しであなた

刻司ル十二ノ盟約 – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

規制された視界 無慈悲なる十二の支配 逃れられない安息の 明日(あす)を 願った手の中の 尊い事象の地平へ囚われし盟約 現れた偽証の輪郭生命の天地は 盲目な時間

深淵のルミエラ – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

与えられた命 冷たく響いた夜明けにすがるように愛を 人々は求め 祈りをどこまでも染まる闇を裂き遥かなる願いと光り眩しく輝いた大地に眠る夢探し続けた楽園に似た温も

空と地上のクレアシオン – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

風 揺らぎ 幻影の地に 水の音が響き渡れば形なき 目には見えない境界線を引く海と呼ぶ その場所に今 生き物の群がる棲み処空と呼ぶ その場所に今 鳥達の飛翔よ神が

群青ヴァレンシア – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

彩られた光りの輪を その胸に抱き締めて 絶望から生まれた深い影 闇へ太古の宴に 夢を見る人々 ふるえる嘆きと祈りをそまりひろがる群青 悲しみ切り裂き 螺旋を描い

鋼の鎧纏う、三百の大司祭 – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

人には 大いなる夢があり それ故 あわれみ深くさいわい 高きところに 神を あがめて しるしと定めたとても暗くて とても寒くて 私は あなたに背く未来へ 繋がる

月蝕のヴァニタス – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

どんな穢れのない無垢な瞳にも 翳り射す儚いさだめ美貌の月下には砂上の楼閣 音もなく失われた場所思い知るだろう 愚かな選択 薄ら笑いの神の羊たちよ狂気孕んだ夢掲げ

グラジオール – ファンタズム:FES(榊原ゆい)

王家の城門をくぐれば そこには喜びがあり汚れも拭われてゆく 聡明な場所主の囁きはいつでも 荒れ野に道を引くように偉大な力となって 剣に変わる月夜が眩し過ぎて 狂

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