ピコ

  • 海月の幽霊 – ピコ

    私はきっと海月になった幽霊寄せては還す ただ命委ねて 愛されたのが私だったら…暗闇さえあなたとなら星空に見えてたのかな この哀も 祈りも どうか浚っておくれよ海鳴り 重なり 遠ざかる月 糸が切れるその刹那に思い出してしまったよあなたの優しい笑顔を 嗚呼 私はきっと海月になった幽霊満ちては引いて また体重ねて 大逸れた願いだったわ…あと何があればあの子のように寄り添って笑えたのかな この愛も 恨みも…

  • ポルターガイスト – ピコ

    12時を過ぎた魔法雁字搦めでフラストレーション頭掠める模倣砂上に建つ誰かの楼閣 無い無い無い何度目が覚めても「こんなはずじゃないの」懐古的虚像にまた酔わされていく最新鋭で妄信系ながら超真剣なツィーティング「そんなことよりネタくれない?」 掘り起こせ本能吐き出せ悩乱性衝動+1の煩悩高く声を上げろ 永逝No!亡命一生の号令開かせ憧憬 to the 脳漿内心カタボってない?オシゴトじゃ足りない全て捧げろ…

  • 東京しのび咲き – ピコ

    この部屋 見慣れた窓際で冷たく囁く 夜の雨この街 心をこがす恋の香り抱いて抱かれて 男と女 生きる 私愛すわ全てあなたを愛すわ全て 独りみじめな薔薇今日もまたしのび咲き~アウトロ この店 いつものカウンターで時おり ドア揺らす 鈴の音が逢いたい お酒が酔わす恋の嘆き飲んで飲まれて 幸せだよと歌う 今宵 涙こらえて奏でる愛のメロディーせめて夢を見せて 想い花乱れ咲き 私愛すわ全てあなたを愛すわ全て …

  • ピコピコ★ナイトオブギャラクシー – ピコ

    ピコピコ★ナイトオブギャラクシー Graffiti それは確かな Reality蜃気楼を 捕まえるように この手に君を 息もできないほど 絶えぬ情熱Hold on輝く君はNever End ピコピコ★ナイトオブギャラクシー小宇宙 揺るがすようなFever!ピコピコ★ナイトオブギャラクシー巡れ ほうき星に乗って銀河の果てまで イっちゃうくらい限りない夢 見てみようか なんてね☆ Insanity い…

  • ユメハナ – ピコ

    茜色のユメハナビラ「また会えますように」 ふと立ち止まり伸びた影は一人 見上げて沈んでく 景色が映し出す陽炎 はらりはらり 零れ落ちるは一つ一つ 二人の思い出遠い遠い 約束の場所君は君は 今どこにいるの想い寄せれば 茜色のユメハナビラ離れるほど心は側にひとひら乗せた言の葉を君のもとへ届けたくて「また会えますように」 差し込む光照らし出す君との写真は戻れない 煌めいた記憶の面影 いつかいつか あの日…

  • 言ノ葉 – ピコ

    言ノ葉 唯 唯想ふ程 遠ざかる影模様に 響き渡る 蝉時雨 詩へば 恋 止め処なく溢る咲くのは 花 夢幻 それは それは 時の彼方へ淡く 淡く 尚 儚くやがて やがて 泡沫と消えて行くだろう 言ノ葉 唯 唯一人きり 浮かべては繰り返して 欠片を探してそれでも 唯 唯想ふ程 遠ざかる影模様に 響き渡る 蝉時雨 綴れば 恋 止め処なく溢る望むは 天 梅雨空雲 それは それは 凪の水面に清か 清か 未だ …

  • 恋トモ – ピコ

    いつでも不思議な距離感で気付けばそれが心地良くて強引にやさしく手を引いてはあたりまえに一緒の帰り道 あぁ、そばにいすぎてホントのココロ隠れてた考えたこともなかったけど目が合った瞬間に 時間(とき)が止まった 初めて聞いたその言葉にはゼッタイ、ゼッタイ 魔法がかかってて見慣れた世界が変わってく君の存在も変わってく止められない どうしてだろうゼッタイ、ゼッタイ 惑わされてるそう言いながら 今日だってそ…

  • 村人A – ピコ

    やあ勇者よ ご機嫌いかが、調子どう?こちら変わらず 平々凡々と日々をやり過ごす村人A貴方の到着を待ち ずっとここに立ち尽くしては救われる日 夢見ている 五里霧中 この世界に光をお与え下さい 救世主匿名希望の僕は 貴方が巻き起こす革命を待つばかり 憂鬱なる終わりなきダンジョン全ては自分次第って到底そう思えはしなくて 今宵も月に祈るばかり昨日の志も死して 積もった屍の上でいつか勇者が 助けに来てくれる…

  • Glorious Unseen – ピコ

    もう何も感じなくなって随分経ったみたいだ そう膝を抱えたまま動けないでいる 本で読んだ「その向こうは光が溢れてる」 まやかしだ嘘つきだ消えて 目を閉じればきっと鮮やかな日々と苦しいくらい僕を求めてくれてる そう信じたいな この世界が全て優しさで満ちていたら生きて行けるかな 何もかも全て忘れ去ってしまえたら苦しくないかな ねえ 街は今日も息をしてる誰か どこか 遠く 明日僕は生きている?沈む 沈む …

  • 闇色アリス – ピコ

    冷たい雨音窓の外響く夜は一人が怖い離れないように君を抱きしめる 強く だから時計の針天を仰いでも目を逸らさないでただ私を見て 優しさなんて偽りでいい夜が明けるその時まで嘘をつき通して刹那の時に溺れる様に君を感じさせていて 今だけは… すべてに等しく終わりは訪れるけど そんなことは涙になるから考えることをやめた 二人闇の中身体を溶かしてもっと深くへただ堕ちて行こう 映し出される悲劇のアリス罪の色で飾…

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