ヒロネちゃん

灯り – ヒロネちゃん

どんな長い夜も朝に変わるよ
深夜 高速道路 流れる 東京

傷つけ方を知ってても
ぼくは弱い人間さ

懐中電灯で照らせば
見えると思っていたよ 居たんだよ
でもきみには見えなかった
ぼくのこと

映画みたいじゃないし
魔法使いにもなれないし
きみを守れないし
結局 愛はふやけちゃうし

強がりながら生きてても
きみも弱い人間さ

片耳イヤホンで
ふたりは繋がっていると思っていたよ
痛んだよ
ねえ ぼくはなにも知らなかった

懐中電灯で照らせば
夜は明けると思っていたよ いたんだよ
でもきみには見えなかった
ぼくのこと

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死と魔法 – ヒロネちゃん

まだ大丈夫かなだいじなものは壊れていないかな気の抜けた炭酸水みたいな恋だからもう十分かな映画のつづきをみよう汗かいたアイスコーヒーみたいな夜だからきっと 魔法で

19歳の夏 – ヒロネちゃん

ゆっくりめのサウンドがぼくの孤独を冷やかした終わっちゃった終わっちゃったんだ眠れない午前二時大袈裟なサイレンがぼくの鼓動を脅かした変わっちゃった変わっちゃったん

目隠し – ヒロネちゃん

このうたに出会えてよかったななんて言われたらよかったなもやもやの影に潰されるきみに出会えてよかったななんて言われたらよかったな寝惚けてる 夢が邪魔をするすこしの

恐竜のうた – ヒロネちゃん

部屋の灯りをぜんぶ消して一人じゃないみたいにして愛しちゃったのが愛だし 本質的には、愛じゃない博物館には 居飽きたし気持ち悪いんだよ人の視線逃げたはいいけど東京

さみしいキャラメル – ヒロネちゃん

悲しみ捨てて もう死のうキャラメル食べたらもう死のうぼくは 家を 飛びだしたやさしいきもちになりたいんだ悲しみ捨てて もう行こうキャラメル食べたら出発さ星の あ

片道切符 – ヒロネちゃん

帰りのことなんて考えないでいいから片道切符で会いに来て流行り廃り 捨てられる聴いてて泣けちゃう音楽に片耳で恋をしたまだ まだ やり直せるよねまだ大人にはなれない

プラネットボーイ – ヒロネちゃん

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カロリーメイト – ヒロネちゃん

カロリーメイトしか食べてないのに痩せないし30kg台にもなれないし死にたいな本当は愛しているきみの悪口をたくさん吐いてひとりよがりの夜はふけるカロリーメイトもあ

さよならモンスター – ヒロネちゃん

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あなたの宇宙 わたしの鬱惑星ごっこで遊びましょう一生懸命生きたくて一生懸命生きてみたもう朝になるわたしの宇宙 あなたの鬱じょうずに はんぶんこ一生懸命 生きたく

幻が死ぬ前に – ヒロネちゃん

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ミルクティー – ヒロネちゃん

かなしみで喉が痛いからミルクティーを買った好きでもないあまいものを心がほしがったきみが悪い でもぼくも悪いお互い様だよねなのにいつも決まって先に謝ってくれたいつ

照れ隠し – ヒロネちゃん

ぼくはひとりで生きてゆく傷つくのはごめんだしなのにどうして またきみを好きになってしまったのだろう渦の中で ぼーっとする思い出すのは 照れた顔いつも通りの朝が来

センチメンタルちゃん – ヒロネちゃん

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最後の地球 – ヒロネちゃん

水平線が揺れてる波が涙で滲んでみえる夜が朝になる瞬間をもう一度みたい怖がってなんていないで寂しいは ただの青ってきみがぼくに教えてくれたから少しだけ 強くなれた

ピンポンダッシュ – ヒロネちゃん

水金地火木土天海冥 延期 延期大丈夫だけど心配かけちゃう病気 病気ニューヨークシティーじゃないけどこの街 意外に広いしいなくなったりしないでね住所くらいは教えて

少女事情 – ヒロネちゃん

いいでしょ?そんなわけないしもう憂鬱だしねえねえきみはペペロンチーノ?占い勘違い朝でしょ?そんなわけないしまだ眠たいしねえねえ 朝の目覚ましやだしもうすぐ七時だ

静寂少女 – ヒロネちゃん

西の空に 日はのぼるビニール袋が舞う空世界がはじまる音がした穏やかに 日は沈み力尽きた鳥たちはスローモーション 堕ちてゆく月明かり 照らされて踊りだせば悲しいこ

アイニー – ヒロネちゃん

赤い惑星に行き当たり砕けて星になったにがいくるしいすこしあまいきみへのおもいどうしてこんなに離れないの剥がれないのかなだからね 今日こそ 言えるかな「さようなら

おやすみ – ヒロネちゃん

あなたの声を聞いて涙は止まらなくて睡眠薬の代わりに一時の夜の電話あなたの街の夜はどんな匂いがするの?夜のしじまは いつ頃ふたりを引き離すだろう電話のあなたの声が

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