ヒデオ銀次

君の涙は俺がふく – ヒデオ銀次

泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて
旅立つ背中で すすり泣いた人
行かなきゃならない 旅がある
男の胸には 地図がある
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は
見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ
届かぬ面影 引きずって
どこかに二人の 明日はある
泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た
今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる

泣いたね ふたりで やっと逢えた日は
遠くで手を振る 笑顔見た時に
故郷の山さえ 光ってた
男の夢路を 貫いた
泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ
これからずっと 君の涙は 俺が拭いてやる

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