バルーン

雨とペトラ – バルーン

誰かが言った いつか空は灰になって落ちるって
妄想の世の中で 日々を喰らっている

境界線を引いてしまうのも 共感覚のせいにして
街の灯の海で 居場所を探している

何処へ行くにも この足は退屈に染まって動かない
少しだけ先の景色が見たいだけなのにな

雨が降ったら きっと 頬を濡らしてしまう
枯れてしまった 色ですら 愛しくなるのに
目を瞑ったら もっと 遠く霞んでしまう
煩くなった雨の音 笑い飛ばしてくれ!

誰かが言った いつか溜息は夜に化けて歌を歌う
妄想の世の中で 日々を喰らっていろ

優しい嘘をなぞったせいで 離れる声に気付かない
溶けた月が足下に落ちて 静かに揺れていた

夜が降ったら きっと 今日を責めてしまう
満たされない 日々の底で 夢を見ているだけ
目を逸らしても ずっと 後悔と哀の隙間
取り残されてしまう前に 手を伸ばしてくれ

雨が降ったら きっと
湿るアスファルトを背に映して俯いた
独りぼっちで また 明日に期待をして

雨が降ったら きっと 頬を濡らしてしまう
枯れてしまった 色ですら 愛しくなるのに
目を瞑ったら もっと 遠く霞んでしまう
煩くなった雨の音 笑い飛ばしてくれ!

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