バルーン

メーベル – バルーン

笑えないわ 「不幸になった」って どの口が言うのだろう
もう何回 誤魔化している その指で遊んでる

ふざけないで 被害者ぶったって 何も変わりはしないのに
こうやって 夜は更けてく おやすみ

だから 相対になるのは夜が明けてから ほらね 今日は眠るのさ
そして こんな言葉に意味などはないから 気にしないで目を閉じて

傷が付いて変わっていった程度のものと言うのでしょう
もう何回 繰り返している その胸で眠ってる

不意に吐いた「嫌いじゃないよ」って その言葉で揺れるのに
そうやって 目を伏せるのは 何故

曖昧になるのは嘘に怯えるから またね 遠く灯が揺れる
ここで 愛情を問うにはあまりに遅いから 聞かなかったことにしよう

青になって熟れる様な 赤になって枯れる様な
拙い想いだけ 募ってしまって仕方がないんだよ

だから 相対になるのは夜が明けてから ほらね 今日は眠るのさ
そして あんな言葉も優しさというから 触れる様な虚しさが残る

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私はあなたに – バルーン

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