君と初めて出かけたのはこんな秋の日だった
鎌倉の海岸を二人で歩いたね
実は何を着ていけばいいのかわからず
結局一番悪いことに君を待たせたね
たった数ヶ月でいやになったけど
今でも思い出すのは君のことばかり
あの日見た夕焼けは完璧だった
今まで見た何よりも綺麗だった
あれからぼくは世界中巡ってみたけど
あんなに綺麗なものは他にはなかったよ
ぼくは歳をとり髪は白いけど
あの夕焼けの色だけは決して色褪せない
君がどこで何してるかぼくは何も知らない
こんな歳になった今ぼくはまた君を想う
正直君が許せなかった今は笑えるけど
それですぐに他の人と付き合ってみたりした
なんとかやり直せないかとずっと思っていた
ぼくの気持ちがある限り終わりはないはずだと
ぼくは歳をとり髪は白いけど
あの夕焼けの色だけは決して色褪せない
君がどこで何してるかぼくは何も知らない
こんな歳になった今ぼくはまた君を想う
まさかここで会えるなんて 嬉しくて焦るぼく
明日はこの続きを 紅く染まる君が言う
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