だる恋。 – ハルキ＆ジント from M!LK

～コトシ　モ　マタ　キミニ　アエル　ネ。～

雪の降るあの日に僕はさ、雪だるまに恋をしたんだ。
魔法かけられて人間みたいに変わってしまったらしい。
クリスマス仕様になる街。僕はあの子と過ごしてさ。
抱きしめてみると暖かくなって、溶けだしたのには驚いたよ。

～コカゲ　デ　カキゴオリ　ヲ　タベヨ。～

「僕が女の子とクリスマスを過ごすならどんな人？」って
考えてたけどまさかの雪だるま。
悪くない！
君の手をそっと僕のポケットに入れてみたなら
新しい物語の始まりだよ。
White Snow Love CHU！

「雪だるまが彼女だなんて、嫌でしょ？」って君は心配する。
「僕は君がもしカイジュウであっても愛してるから安心してよ。」

～スケート　リンク　デ　オドリ　マショ。～

ツリー、キャンドル、クリスマスケーキ、去年と変わらない。
唯一変わったのは僕の隣に、君がいる。
これが僕へのクリスマスプレゼントなのかもなぁ。
サンタさんもう何にもいらないよ。ありがとう。

君に出会って初めて、こんなにいい季節と気づけたんだ。

～キセツ　ハ　ダンダン　カワッテク。～

君は、暖かくて溶け始めた。
「今までありがとう。おかげで幸せだったわ。」君が言う。
やっぱりか。
僕は泣くのをこらえて急いで言ったんだ。
「来年もこのツリーの前で会おうね。」
さよなら。

君は面白いくらい綺麗に消えていった。
足下には、にんじんとバケツと木が残ってた。
年中ずっと一緒がいいけど、だめだワガママ。
早く来年の冬にならないかな？会いたいな。