ハルカミライ

宇宙飛行士 – ハルカミライ

もしも僕が宇宙飛行士ならば
大気圏を超える朝 君と写真を撮るよ
僕はあの星ほど輝けないから
君が気付かずに忘れてしまわないように

銀河の合間を縫って飛んで遠く遠く光る小惑星へ
君だけに内緒で教えるよ 科学者も知らない秘密を

流星に追いついて君に手を振るから
地球から大きな望遠鏡で探して
この旅の始まりは星の瞬きに比べれば
小さくても確かな消えない光

たしか君から見上げる月は今夜
欠けることもなく光に満たされるだろう

遠くて近いようなこの距離にもどかしさを堪えながら
クレーターの真ん中に描くよ 君だけにわかるような合図を

全て描けた時モールス信号を送るから
地球から大きな望遠鏡で探して
この旅の始まりは星の瞬きに比べれば
小さくても確かな消えない光

君には忘れないで欲しくて

流星に追いついて君に手を振るから
地球から大きな望遠鏡で探して
この旅の始まりは星の瞬きに比べれば
小さくても確かな消えない光

君には忘れないで欲しくて
君には笑って欲しくて
さぁ写真を撮ろう ちょっとだけさよならだよ

私こそありがとう
だって分かってくれた
君の元 生まれ変わったら会いに行くよ
今度は私から

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