ハクブンゴウ
走り出すのさ – ハクブンゴウ
走りだすのさ
口笛を吹き
街並みを抜け
僕を探して
走り出すのさ
肩で風きり
嘘は投げ捨て
君を残して
悲しみも何もかも
遠く見えなくなるまで
走り出すのさ
口笛も枯れ
この夜も更け
僕をなくして
走り出すのさ
もう疲れ果て
十月の暮れ
僕はただ独り
悲しみも何もかも
遠く見えなくなるまで
走りだすのさ
口笛を吹き
街並みを抜け
僕を探して
走り出すのさ
肩で風きり
嘘は投げ捨て
君を残して
悲しみも何もかも
遠く見えなくなるまで
走り出すのさ
口笛も枯れ
この夜も更け
僕をなくして
走り出すのさ
もう疲れ果て
十月の暮れ
僕はただ独り
悲しみも何もかも
遠く見えなくなるまで
あの街に別れをつげてもう二度と帰りはしないさ澄ました顔の 君と二人ネオンが遠く 寝台列車ギクシャク ギクシャクしたままガタゴト ガタゴト 列車は進んだまだまだま
嘘だらけいつもだね赤く染まる毎日さ話し込んだ夏の午後そんな話なら街に逃げ何もかも嫌になってしまう何も知らないのは僕さ嘘だらけ 嘘だらけ君はいつも嘘並べ嘘だらけ嘘
あの日の僕らは前だけを見ていた振り返ることをただ知らなかっただけか後ろ髪を風になびかせて君の嘘をただかみ締めるさなんのことだってとぼけないでよ忘れられるはずがな