ドレスコーズ

  • ドレミ – ドレスコーズ

    おねがいベイビーわかんないでもう ぼくのことなど おねがいベイビーしんじないでもう ぼくのことなど わすれていいよ風邪をひいてもしあわせでも おねがいベイビーかなしいねもう ぼくはぼくだよ これで零落れされどさりとてきみはほめるさ こんなのは ドレミだたかがしれた歌だよ うまくならべただけの ドレミだやっとこれでいいんだろう いつかわすれられる ドレミださよなら どうもありがとう どうしてこうなっ…

  • 最低なともだち – ドレスコーズ

    春の日 ふたりでまだいれたら最低なともだちで いいからずっと ずっと こんなことだけは まさかぼくらにはつきつける嘘が とぼしくてしあわせだったよ みんなそう言うよでも もう一度 会いたいな わるさしたり バカなふたり手をふったり つないだり 神様 あの子をうばわないで時間だけど 抱きあうぼくらをずっと ずっと このまま 今だけは見逃して花散らす雨に ぬれながらずっと このままにしてて とんでもな…

  • 式日 – ドレスコーズ

    ふいに 目が合った気がした だけそれだけで 覚悟も ないけれどもしかしたらこれは 死のはじまり 青春 そのものあの夏の日の おもたげなそんな すべてのものぼくらが みなかつて 憎んだもの あんなにも 暑すぎたつかみ 離してもくれなかったまるで わずらわしくて懐かしい 足枷 ぼくら どうかしてる夏がくれば またばかになるぼくら どうかしてるまさかでも 老いさらばえてく たしかめずにしらされずにできれ…

  • ラブ、アゲイン – ドレスコーズ

    さよならと きみがつぶやいたなんて ありきたりで くだらないぼくらだまされたよ なにが ぼくらを 暗くさせたただ 幼すぎたのかそれとも きみがかわったのか 英雄のなりそこねが きみでそれを信じたばかが ぼく ありきたりな ぼくらのありきたりな 最後のシーン抱いても くれないならせめて 先に出ておくれよ あれから 一度だけ見かけたきみは まるでぼくになど目もくれずに笑っていた しあわせになんか なら…

  • 罪罪 – ドレスコーズ

    傷つけても ゆるされますそれくらい 残酷な夕べ春には あるでしょうほんとうに あるでしょう ひとたまりもない さみしさ抵抗のすきさえ ないほどに老いてく ぼくたちを うち負かす だれもが なにかを 失った夕魔暮れ ひそかに すぎる季節がゆずれない当然も 奪ってみせた こんなにけがれて ぼくらふたりだけで もうどこへ行こうかうつてなく 敗色の風がふく 祈りの果てが ここならぼくらはけだかく おちて行…

  • 少年セゾン – ドレスコーズ

    すべてとける 烈日炎炎火葬のような夏がくる行儀のわるい あたしのアイスクリームつめたいけれど 愛するアイスクリーム あたしがとけたら当たりが出るかな きみに代わるきみとすごす日傘まわす ぼく退屈いっそ ふたり かけおちもいい夏のあやまち 無期懲役 ふたりとじこめて夏にとじこめてそれでしぬまで めらめら くらんだ暑い、暑い日の光線ともだちがするだけのくちづけ少年セゾン こんなこと言えるのが夏きみとい…

  • 在東京少年 – ドレスコーズ

    ライラライライ 在東京少年 周遊街ライラライライ 在東京少年 周遊街 我こそは 在東京少年 周遊街憧れた  在東京少年 周遊街 夜には 彼ごとにわかに 染め在東京少年恋におちる 華やいだる エイジア美は かりそめ在東京少年歌にあわせ 踊れ 見下ろすは ルサンチマンみな かしずけ在東京少年離れるまで ふたりでいて 今際のきわ ラプソディPre うらぶれ在東京少年すべてわすれ 滅べ 憧れる 摩天楼は目…

  • 若葉のころ – ドレスコーズ

    はじめにきみを 名づけたのはパパやママでは ないよはじめにきみを みつけたのはだれよりも ぼくなんだよ どうしたってみてもひきさけないふたりだっていえた 若葉のころ かえろう マリかえろう マリぼくとおなじとこへ はやく かえろう マリかえろう マリどうして なにもいわないの ずっと ふたりでここにいよう花をつんで 暮らそう罪にけがれて 生きてくならいっそ 消えてしまおう くらむほどに みたされて…

  • メルシー、メルシー – ドレスコーズ

    雨は降る 降られると困る困るのは いそがしい人だけ ぼくははたらくよ きみのため雨が降ろうが きみがふろうが 路地裏の猫 逃げこんだきみと猫 似てすぎたあくまで 私感ながら 遺憾ながら 6月、東京 雨音はプレリュードはたらく人 だらけじゃあいつかね ばかりでごめん まじめな街に まじめな人 ゆきかいみじめにぼくたちは 雨に濡れる 6月、東京 雨音はプレリュードかなしい人 だらけじゃあいつかね ばか…

  • 襲撃 – ドレスコーズ

    夜を裂いて かけてゆくぼくは とどかないひかりどこにもない 宛先でだれにも 読まれない手紙 あの日 ぼくが手を組んだみにくく つよいものたちとあの日 ぼくが手を切ったひとりの ひとりのともだち くちびる つげる ゆきさきをぼくは追わずに ただふるえていたみつめる ふせる といつめる夏に埋めた しじまのうらぎり 襲撃 ぼくをだいて ひとことわるくおもうな、とそれだけで いいのに 襲撃 そして 息絶え…

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