ドラマストア

  • 夏の幻 – ドラマストア

    遠い昔のように 足跡を重ねて歩き疲れて座り込むまでそばにいてもいい?大人になることに 目を背けてたけど背が伸びるように影が伸びてく それに触れたくなる 夢の代償は つまらないこの人生だ なんて思いたくないわ 変わらない日々の喧騒が モノクロのこの感情が色付きますように終わらない日々の想像も 動かないままの秒針が溶かしてゆくように波の奥に陽が落ちれば夏が来るから 忘れたくないこと 覚えててほしいこと…

  • ピクトグラム – ドラマストア

    ありふれた君が愛しくて あまりにも君が可愛くて油断しているとこ狙って 大きなあくびの仕草 はいチーズ 驚いた君も愛しくて ねえ、そっぽ向くのが可愛くてごめんねって笑うから許して 振り向いた隙もいちど はいチーズ うわついた君が愛しくて いつもよりなんか可愛くて後ろからそっとギュッてして 画面いっぱいの二人 はいチーズ お揃いのコーデが良くって できるだけ荷物は減らして同じ香水をふわりまとって 鏡に…

  • ALONE – ドラマストア

    言えない 見えない 癒えない 傷跡をなぞって獣道を征け 足りないものだらけだ 奪って剥いで そんで知りたいものなんて無い 生き急いでろ“絶対”はもう有り得ない 構えて研いでそんで 失敗は許されないことを知る 言い訳なんてしたって少しだってさ 楽にならないな どうなったっていいこんな世界は 生きているだけでは意味がない変わらない日々に未練はない どうなったっていいこんな世界は繋ぎ止めていたいわけじゃ…

  • ダ・ヴィンチ・ブルー – ドラマストア

    どうだろう 元気にしてるか?君らしくやってるんだろうけど心配してんだ なんて嘘をどう思う? 僕らしくないよな夜の海を泳いでいるような日々になんとかしがみついてんだ なあ ちょっと 昔はよかったなんて思ってしまう僕は きっと 戻りたいと願っている 描くビートを心で打て 呼吸が浅くなり苦しくなっていくソーダみたいな弾ける青 それは今も青春と呼べるような 何度も やり直せたのにあの頃は感じた全てが“楽し…

  • 桜の咲かない春 – ドラマストア

    夜が明けるのが早くなる程 無理やりに目を瞑る午前四時変わらない日々を抜け出せぬまま 昨日と同じ今日がまた巡る 消えないように 忘れないように 在りし日を確かめてる 桜の咲かない春の話 君の香りだけまだ残ってる吹き消して 灯の煙の随に夜毎 君を思い出せるように 黄昏に目が眩み手を翳す 優しく包む斜陽を食む苦しいと溢せど届かぬまま 檻の扉は硬く閉じている 消えないように 忘れないように 在りし日を確か…

  • 無色透明 – ドラマストア

    いつか君が言っていたこと “羽があれば飛んでいけるのに”くだらない冗談だったな と笑う君に問う人は無いいつか君が知ってしまったこと “恋なんてしなきゃよかった”答えはもう出てるのに 丁度いい言葉が見つからない たった一度の奇跡に 自由を求む願いの本質は その普遍性は 果たして自由そのものか 透明なままで不透明な この世界を歩いていこうとして後悔やどんな絶望も 色の無いものに変わるなら塞いでいた想い…

  • むすんで、ひらいて – ドラマストア

    会いたいと思うことが全てさ 僕にはまだ君が足りなくて知りたいと思うことが全てさ つまりはただそばにいたいってこと 悲しいと泣く 楽しいと笑う 君の手を取る度 嬉しくなるんだ 君と僕でむすんで ひらいて またむすびなおしてそれから ほどけないようにしようとするむすんで ひらいて ほつれてちぎれてそのたび むすめばふたりはちかづいてくたとえばそれを友としてこれが居場所じゃないならなんと呼ぶのかこれが生…

  • 月と旅人 – ドラマストア

    どこにも行く当てがないなら どこまででも行けるような荷物と気分は予定より 軽い方が僕は望ましい誰にも書き置きしないまま 行こうぜ 旅人のようにつまらない日々を抜け出すだけ 手を取れよ ここが始まり 遥か遠くを目指すフリして とりあえず明日へ向かうのが僕らしくあることなんじゃない? 構うな マイペース マイペース誰にも止められやしないのさ 行こうぜ 旅人のように踵をすり減らした靴が 似合わない僕らの…

  • アリストテレスは斯く語りき – ドラマストア

    一瞬 言葉を噤めば 想いとは美しいそっと 包む静寂に 気付かされるだろう 一瞬 孤独を感じれば 心とは美しいきっと 触れた温もりを 探してしまうだろう 終わらない旅など無いまた果てないものなど無い故 知らないことに出会う度胸は高鳴るのだろう 見えぬなら 目を閉じたって変わらない姿で在って消えぬなら 触れて解ってそれが愛でいいのに 一瞬 誰かを望めば 理想とは美しいそっと 映る脆弱さに 気付かされる…

  • 夕立の唄 – ドラマストア

    おはようと声をかけても無愛想に朝ごはん作ってるのはまさか昨日のせいかなとりあえずごめん 謝ってみせる あなたがくれたセーターみたいな重たい鈍色の空が嗤う あなたがいないと 涙が出ちゃうよずぶ濡れになって帰ればそれでいい?言葉にしないと わからないのさ僕らがひとである限り わざと遠回りした 傷ついてみせた改札に響く雨粒の音遅延電車の理由 不機嫌な訳帰りを待ってるあなたのこと鈍色の空が笑う あなたがい…

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