テラ小室P[巡音ルカ]

月想歌 – テラ小室P[巡音ルカ]

今宵 彼の君 姿を照らす 満つる 見目麗しき月灯かり
鈍色の影引く 宵口に 想ふは 永久(とわ)の刹那

寄せ返す 波にも似た 揺らぐ恋 夢か幻か
色付いた 葉を乗せ舞う 冷めた風 往く宛ての 無い文

沈んでは 浮かぶ空見上げ まだ 赦されぬ 故を馳せる

今宵 愛しの君 意を偲ぶ 満つる 見目麗しき月灯かり
鈍色の影引く 宵闇に 想ふは 永久(とわ)の刹那

焼き付いた 瞼の奥 一時も 離れる事無く
秋空に 棚引く雲 繋がりを 重ね繰り返した

離れ行く 距離を結んで 二度 惑わない 契る雫

朧 滲む弧光 丑三つの 水面に 揺らぐ空 流れ行く
御前を 眩ませる 霧雨に 飾るは 虚(そら)の刹羅

今宵 彼の君 姿を照らす 満つる 見目麗しき月灯かり
鈍色の影引く 宵口の 想いは 永久(とわ)の刹那

朧 滲む弧光 丑三つの 水面に 揺らぐ空 流れ行く
御前を 眩ませる 宵闇に 残した 永久(とわ)の逢瀬

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