テゴマス

いつかの街 – テゴマス

コートを脱ぎ捨て 草木が色を変え
空から落ちる雲が 僕を染める そんな気分さ

窓辺に並んだ 明日を眺める
選んだ夢は溶けて 僕を染める きっとそうだろう

庭で踊る陽の光 忘れたはずの記憶
恋人たちの声が あの日をそっと語った

巡り 君を忘れていく 囁く星に背を向ける
夜空を待った いつかの街は まるで夢の跡
巡り 遠くかすれていく それでも想いは残される
消えない景色 いつかの仕草 きらめいた

孤独を浮かべた 明日を眺める
憂いな西の空は 僕を染める きっとそうだろう

壁に寄り掛かる影 誘い出す左手
鏡の中の声が あの日をそっと語った

巡り 君を忘れていく 言葉の欠片は消えていく
濡れた歩道で いつかの雨を ずっと追いかけた
巡り 遠くかすれていく 風は動きを止めたまま
消えない跡が 次の街へ 誘い出す
僕らを

巡り 君を忘れていく 囁く星に背を向ける
夜空を待った いつかの街は まるで夢の跡
巡り 遠くかすれていく それでも想いは残される
消えない景色 いつかの仕草 きらめいた
きらめいた

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