チャン・ウンスク

君恋し – チャン・ウンスク

宵闇せまれば 悩みは涯なし
みだれる心に うつるは誰が影
君愛し 唇あせねど
涙はあふれて 今宵も更け行く

唄声すぎゆき 足音ひびけど
いずこにたずねん こころの面影
君恋し おもいはみだれて
苦しき幾夜を 誰がため忍ばん

去り行くあの影 消えゆくあの影
誰がためささえん つかれし心よ
君恋し ともしびうすれて
臙脂の紅帯 ゆるむもさびしや
ゆるむもさびしや

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シークレット・ラブ – チャン・ウンスク

女はもしかして 泣きたくて恋をするいけない夢へと 堕ちてゆくのよけれどももう私 疲れてしまったのねエレベーターのボタンで ためらう指あなたが待っている 最上階の

涙の河を渡れない – チャン・ウンスク

あなたの背中で 泣くたびに涙はあつまり 河になるそっと口唇 浮かべましょうあなたの身体 旅してゆくのねえ 愛はどこですか心は どこですか見えないものを 欲しがれ

無情のかけら – チャン・ウンスク

無情(ゆめ)のかけらに 男は詫びて遠い昔を また想いだす酒を注ぎたす 虚しい心酔えば 切なく なるだけなのに抱いてやろうか 子供のように泣いて疲れて 眠るまで抱

ブラック・ダイヤモンド – チャン・ウンスク

昔の男が 言ったわ「お前は ブラックダイヤモンド」その意味を 確かめる勇気があなたに あるかしら?恋なんて 落とし穴落ちてみなくちゃ 分からないブラック・ブラッ

赤坂レイニーブルー – チャン・ウンスク

哀しくても 泣けない女に なったのは何故かしら強い女と 自分だまして 生きるしか仕方ないの病葉(わくらば)が雨に打たれて 舗道にすがりつく好きよあなた 好きよあ

運命の主人公 – チャン・ウンスク

自分で選んだの この役は嫌よ、あなたが 謝らないで…車に乗り込む 痩せぎすな背中に今日も励ますとなく 言っていた…きっと女の数だけ 愛に形はあるのね暗いものだけ

ためらう鍵穴 – チャン・ウンスク

そうよ 何度も恋をしてそうよ 何度も傷ついていつか 泣きそうな自分を心の部屋に 閉じ込めたのああ あなたが冷たい男なら私のことなどかまわないでああ あなたが優し

なんや知らんけど – チャン・ウンスク

なんや知らんけど さびしい夜はあんたの夢を みたくなる薄いピンクの 絨毯は女一人の暮らしに 似合う愛してる… 愛してる…なんどもなんども そう言って抱きあった 

懺悔のブルース – チャン・ウンスク

私のなみだは嘘なのに 男はいつでもだまされた薄めの化粧であざむいて 傷つくことから逃(のが)れてた割れたこころを 集めたような罪の七色 ステンドグラス壊したあと

東京ドール – チャン・ウンスク

その胸に 抱かれててもこころは 裸じゃないの孤独という名の 脱げないドレスはあなたと見た 海の色よ愛されすぎると すぐに飽きられるさみしい夜に 逢えるだけでいい

純粋エゴイスト – チャン・ウンスク

あなたがもっと 悪い人なら良かった私をもっと 傷つけてくれたら良かった倖せに 慣れていない女は優しすぎる人が 嘘つきに見える赤いワインを 胸にこぼせばこころの傷

泣きまね – チャン・ウンスク

心のすき間 吐息で埋めて生きる女だから いいの いいのはじめから終わる 運命(さだめ)の恋が終わっただけのことそうよ 悲しくなんてない泣きまねしてるからどうぞ 

木曜日の女 – チャン・ウンスク

捨てられて泣きたい夜は いつも呼び出してしまう「あんな男」と悪態ついて 朝まで呑み明かすの手を離せば 帰ってこない男なんて 風船ね遠い空で 割れてしまえうそぶき

踊りましょう – チャン・ウンスク

私と踊りましょう 夢をみるように消えゆく日々は 遠く思い出になるあなた黒髪に 白い花が咲く笑い声には 美しい涙私と踊りましょう 夢をみるように忘れてよそっと 悲

愛は絵空事 – チャン・ウンスク

ずるい男(ひと)になればいいの 明日からは優しすぎて傷つけたら しょうがないわため息 逃がしたくて窓を あけてみれば街の灯りを 泣かせるように雨が降る心じゃなく

密会 – チャン・ウンスク

続けて二回の ワンコールそれが いつもの合図ねあなたの指で 左手の指輪を抜いて 女に変わる小さなホテルの 小さなお部屋誰にも言えない 秘密の世界今日だけ 今だけ

涙のエアターミナル~成田発18時50分~ – チャン・ウンスク

やっぱりあなたには 言えなかった今夜の便で 発つことをサファイヤ色の 誘導灯が涙みたいに こぼれてる彼女の所へ 帰ってあげてごめんね… 許して…ナリタ バル ヨ

ラ・ヴィ・アン・ローズ – チャン・ウンスク

薔薇の刺は痛い だけど人は触れる恐いもの見たさが 出逢いの罠ね街のビルの二階 ふたり遅いランチやわらかな陽差しに ほほえむあなたわたしここまで来たのは 何故かし

ジェラス・ムーン – チャン・ウンスク

ジェラス・ムーン ジェラス・ムーン独りのエレベーターでジェラス・ムーン ジェラス・ムーン早く泣きたい あぁ思いきり月灯りにじむほど 唇かんで泣き顔は見せないと 

幸せの場所 – チャン・ウンスク

傷つけるより 傷つく方がいいそんな生き方ばかり 選んできたから微笑みよりも 涙の方がいつしか似合う 女になったの幸せはとても とても隠れ上手で探すほど 見つから

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