タラチネ

愛の花 – タラチネ

強すぎる南風 頭をたたく砂つぶて
けたたましい鼾みたいに生い茂る樹々の緑

穏やかなグラデーションに色づいた高い空
ひび割れる音さえ聞こえそうに乾いてる空気

春が行き 夏が終わり 秋が暮れ 冬を越して また春が

愛の花 いつも咲き誇る
日の光浴びて 七色に染まる
そして降り注ぐ 生まれたての日々
命を溶かして 街を流れてく

くたびれたシューズの踵 こびりついた黒い泥
待ち焦がれたものなんて大抵いつもその程度

なのにまた 目を凝らす なのにまた 耳を澄ます この場所で

愛の花 花びらを濡らす
甘いその香り 過去を塗りつぶす
そして訪れる 誕生の嵐
ピカピカの体 海へ運んでく

やがて夜が明けて鐘の音が響く 長い階段で二人誓い合う
喜びも全部 悲しみも全部 何もかも全部 終わらないように

人気の新着歌詞

Sorry no related post found
Back to top button