タテタカコ

  • 君は今 – タテタカコ

    君は今どこにいて何をしているだろう僕は木漏れ日抜けて影と戯れている 君は笑ってるかな何を見ているだろう僕は春をようやく歩き出したとこだよ 眩しい夢は銀のうろこさすらう風にひるがえしてはまた来る日を迎えようか夜の縁に腰をかけて 君を探しはしない思いは馳せるけれど僕は僕なりに行くそれが今できること いつか巡り逢えたらあの話をしたいないつになるかしれないまた逢えたならいいな むかい風に背を向けては身を潜…

  • 祈りの肖像 – タテタカコ

    消された名前が足下に 転がり無数の川になる霧雨繋いで星空に 齢を重ねて花になる 「いくら待っても帰ってこないよ」「いくら待っても戻らない」 生まれた意味など聞かないで 耳を閉ざし闇に伏す裸足の足踏み遠ざかり 夜明け待たず闇に散る 「いつになったら帰ってくるの」「いつになっても戻らない」 風よ叫べ その戦火が絶えるまで鳥よ運べ その地が見えるまで花よ誇れ その身を燃やせ人よ歌え その声届くまで 雨よ…

  • 祝日 – タテタカコ

    丘を走る 草の匂い 光が堕ちる もぎ取られていく首を傾げ 耳を澄ませ その手をはじく 鳴り止まぬ声を 橋のたもと 水面跳ねる 影とはぐれて 戻らない姿風に聴こう とぎれとぎれ 千切れた糸を ポケットにつめて やがて静かに根を張り飲み込まれいつか無邪気な角が生え 砂を纏い生まれ変わる 名前を持たず同じ目を開き夜を宿し 嘘を隠し 乾いた土を頬張りながら 闇を運ぶ 星を数え この手に止まれ 壊れないよう…

  • 今日を歩く – タテタカコ

    小さな靴が並んでる 洗濯物が干してある今日も一日胸張って 元気に遊んでいるのかな風小僧吹き飛ばし 鼻水もぶら下げておいっちにぃ おいっちにぃ 今日を歩く ケンカをしたりふざけたり 本気で今日も体当たり大泣きしたり笑ったり かわいいほっぺは忙しい膝小僧擦り剥いて 転んでもへっちゃらさおいっちにぃ おいっちにぃ 今日を歩く きかんぼうでもいいさ 泥んこをくっつけておいっちにぃ おいっちにぃ 今日を歩く…

  • 誕生日 – タテタカコ

    闇雲に手をかけた 此処ではない何処かへ枕元に明日を 信じ抜ける決意を 誕生日 身体中に収めた 記憶の糸ほどいてふりだしから始めよう 生まれたての賛美を 誕生日 操られた窓から 掻き消された景色は手を伸ばせばいつでも 届くはずの体温 誕生日 嗚呼 哀れむ言葉は無い嗚呼 夢想の悔いなど 溺れる君にあげる 一度きりのチャンスを後ろ指を指された 一度きりのチャンスを 人気の新着歌詞 宝石 – …

  • 峠越え – タテタカコ

    くりかえし来た道を チョイとここらでわき道へ逸れて外れて来てみれば あれま元来た道に出たハーレハーレ よく来たねハーレハーレ 峠越え 逃げも隠れもしないよと 今日もお天道様の下うしろめたさが影に出る 福よ来い来い今宵来いハーレハーレ よく来たねハーレハーレ 峠越え ホレ見たかと鼻高々 今宵タヌキと化け比べうまい話にゃ訳がある あなたこなたで スッポンポンのポンハーレハーレ よく来たねハーレハーレ …

  • 帰路 – タテタカコ

    昇る太陽が昇る 君にも僕にもけれど何か違う 君と僕はうまく言えないけど それがいいのかなだから今日も同じ空を見てる 「幸せは比べたら見えないよ」って笑う君大人になった僕に手を振りながら 赤い太陽が巡る 君にも僕にも帰る家がある また逢えるかなやがて季節が時を打ち花が開く頃 あの街に行こう 幸せは気づくもの 今此処にあるもの大人になった僕に手を振りながら 人気の新着歌詞 宝石 – タテタ…

  • innocence – タテタカコ

    ただ望みを託し祈る 命の手綱 たぐれたぐれ引き寄せてまだ願いは途切れない 刃を磨け 刻め刻め突き刺して 今汚れた腕を掴む 幼き両手 止めて止めて踏まないでただ選べぬ明日を覆う 壊れた空に かざせかざせ突き立てて 果てない霧をかきわけて 絡まる鎖噛み千切れ こっちを向かないで あっちへいかないで 咲かせ咲かせ抱き寄せてこっちを向かないで あっちへいかないで 咲かせ咲かせ抱き寄せて 去る 別れを告げず…

  • 眠りつくまで – タテタカコ

    やさしいうたよ あの子の夜に 届けておくれ 眠りつくまで 小さな星が チリンと揺れる 灯しておくれ 眠りつくまで 涙がひとつまたひとつ 零れてしまう長い夜 うちよす波よ あの子の元へ 届けておくれ 眠りつくまで まぁるい月が出る頃に 飛行機雲が溶けてゆく やさしいうたよ あの子の夜に 届けておくれ 眠りつくまで 人気の新着歌詞 宝石 – タテタカコ 真夜中の空に問いかけてみてもただ星が…

  • ワスレナグサ – タテタカコ

    やさしさに ゆれる風 こぼれてゆく三日月に ほほえんで 手を振るだけまあるい橋 けもの道 別れたまま踏みしめた 土の香りを 忘れまいと 過ちはの疾うの昔にあり行く先を乗せて運ぶ町へ 草むらに しゃがみこむ 露たたえてあの山の麓から 虹を架けて 日暮れても 鳴き止まぬ 虫の声にヤイナホラ さよならと 渡りゆく鳥見開いて ふりかざして 時のままに悔しさに かすんでは ふりきるだけ 過ちはの疾うの昔にあ…

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