スピッツ

花と虫 – スピッツ

おとなしい花咲く セピア色のジャングルで
いつもの羽広げて飛ぶのも 飽き飽きしてたんだ
北へ吹く風に 身体を委ねてたら
痛くても気持ちのいい世界が その先には広がっていた

終わりのない青さが 僕を小さくしていく
罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも
新しい朝に怯えた

それは夢じゃなく めくるめく時を食べて
いつしか大切な花のことまで 忘れてしまったんだ
巷の噂じゃ 生まれ故郷のジャングルは
冷えた砂漠に呑まれそうだってさ かすかに心揺れるけど

終わりのない青さの 誘惑に抗えずに
止まらなかった歩みで 砂利の音にこごえて
新しい朝にまみれた

「花はどうしてる?」つぶやいて噛みしめる
幼い日の記憶を払いのけて

終わりのない青さは 終わりがある青さで
気づかないフリしながら 後ろは振り返らずに

終わりのない青さが 僕を小さくしていく
罪で濡れた瞳や 隠していた傷さえも
新しい朝に怯えた
爽やかな 新しい朝にまみれた

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大宮サンセット – スピッツ

この街で俺以外君のかわいさを知らない今のところ俺以外君のかわいさを知らないはず大宮サンセット君は何故悲しい目で微笑む大宮サンセット 手をつないで歩く土曜日小さな

どんどどん – スピッツ

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聞かせてよ – スピッツ

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えにし – スピッツ

錆びた街角で 日だまり探してしかめ面で歩いた 汚れ犬の漫遊記大切にしてた 古いラジカセから聴こえてきてたような 実はよくあるストーリー説明書に書いてないやり方だ

TRABANT – スピッツ

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幻のドラゴン – スピッツ

破壊することだけ壁の向こうは考えず眠れない夜更けに水一杯飲んで飛び出す五感をすべて 働かせて細すぎる糸を遠くまで 紡いでゆく君に夢中で泣きたい ゆらゆら空を渡る

新月 – スピッツ

正気の世界が来る月も消えた夜目を開けて明日には会える そう信じてる あなたに あなたに変わってみせよう 孤独を食べて 開拓者に 開拓者に徐々にざわめき出す知らな

探検隊 – スピッツ

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青い車 – スピッツ

冷えた僕の手が君の首すじに咬みついてはじけた朝永遠に続くような 掟に飽きたらシャツを着替えて出かけよう君の青い車で海へ行こうおいてきた何かを見に行こうもう何も恐

夕焼け – スピッツ

言葉でハッキリ言えない感じ 具体的に「好き」では表現しきれない 溢れるほど例えば夕焼けみたいな サカリの野良猫みたいな訳わからんて 笑ってくれてもいいけど君のそ

冷たい頬 – スピッツ

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切ない気持ち 抱えて笑い出したのはおとぎの国も 桃色に染まる頃震えていたよ まだセンチメンタル・デイ裸の夢が 目覚めを邪魔する 今日もまた認めてくれた オドされ

楓 – スピッツ

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スピカ – スピッツ

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グラスホッパー – スピッツ

柔らかな魂で混ぜあわせた秘密 裏通りを駆けるぶつかりすぎて ほら ひからびた唇引き裂いてくダンボール本当なら死ぬまで恋も知らないで力を抱えこんで潰れてたかもねこ

あじさい通り – スピッツ

雨 降り続くよあじさい通りをカサささずに上向いて 走ってく全部 ごちゃ混ぜにする水しぶきいつも 笑われてるさえない毎日でも あの娘だけは 光の粒をちょっとわけて

トンガリ95 – スピッツ

プラスチックのカバーを はずしたその後で短い夢を見てる おかしなフライデー冴えわたる夜空に いきなり現れて青い猫目のビームで 突き刺すような君は今 誰よりもとが

ルナルナ – スピッツ

忘れられない小さな痛み 孤独の力で泳ぎきりかすみの向こうに すぐに消えそうな白い花思い疲れて最後はここで 何も知らない蜂になれる瞳のアナーキーねじれ出す時 君が

君と暮らせたら – スピッツ

緑のトンネル抜けて 朝の光に洗われるようなわずかな微笑みさえも 残らずみんな 分けあえるような可愛い歳月を 君と暮らせたらジグザグこだましながら 声が遠くまで 

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