ストレイテナー

  • 冬ノ道ノセイ – ストレイテナー

    寒すぎた冬の道 時計台も凍ってるキレかかった僕を見る 少し難しい顔で冷える朝外へ出て 君の帰り待とう足はもう動いてない 寒すぎた冬の道のせい 悲しい日々は過ぎない 遠くまで行くのに降り止まない雪のせい キミはまだ帰らないどうしてここにいるの あるのはただ寒さだけ疲れてまた眠った 寒すぎた冬の道のせい 冬の道のせいじゃない 誰が悪い訳じゃないほんの少しの温もりを 僕に分けてくれないかとても憎いこの空…

  • Silver Lining – ストレイテナー

    短かった 手紙は無口だ褪せたフォトグラフ ドロップで捨てる夜明けまで走る 夜明けは来るから時計の針を進めて そこで待ってて 銀色に光る ビルの谷間逃げる影 飲み込まれていくハニー 大丈夫さまだ誰もいない朝に 静かだった 鳴り響く足音白んだ空 スワイプで消える少しだけ泣く そして笑うから時計の針を戻して そこで待ってて 銀色に光る 雲の切れ間見える声 導かれていくハニー 大丈夫さまだ誰もいない朝に …

  • 七夕の街 – ストレイテナー

    どこまでも続くような 真っ直ぐな並木道足音が消えるように 歩幅を合わせながらひび割れたアスファルトから 花が咲こうとしてた時が動いていた今何て言いかけたの? 耳を近づけたら振り向く風の匂いが 胸に流れ込んだ賑わうアーケードには 笹が飾られてた横顔を見ていた 今は短くて 全然足りなくて何度でも巻き戻したくなるよ まだ知らない 未来のきみ何を願い 悩んでるの?瞬く度 変わる色に心は染まらないように 手…

  • 流星群 – ストレイテナー

    馬鹿げた芝居も ここらで終わらそう見せかけの正義も犠牲も 見飽きた茶番汚れた名前も いっそ捨てちまえばいいさ化けの皮は剥がれ 暴かれ 裸で 不意に景色が変わる 次の駅で降りる初めからなかったようであった終点まで夏は夜に限る 死ねば星になれる生まれながら持ってた命ならまだここにある 叶えた夢は要らない叶わない夢を掴みたいまた一つ流星が闇を走り胸を焦がしていく今だけ見つめていたい明日には消えてもいいた…

  • 宇宙の夜 二人の朝 – ストレイテナー

    耳がちぎれそうな 真冬の風が吹く痛いくらい きみの手を握った胸が張り裂けそうな 悲しいニュースばかり「少し寝たい」 きみは目を瞑った 傷つくことには慣れたはずだったここで終わりならそれでも悪くはなかった変わった 最後の最後は笑って氷の涙を溶かして他には何も要らないね透明でいて最初の最初に戻って生まれたままにリセットして何処へもぼくは行かないぜ名前呼んで 腹が捩れそうな 笑い話の後に「嘘みたい」 き…

  • 倍で返せ! – ストレイテナー

    愛して 朝まで離さないで愛して 骨までしゃぶり尽くして欲しくはない 欠けたままでいい痛くはない 傷ついたままでいい壊して 形を変えてしまって All I need is one night最初で最後の賭けさ その手見せて倍で返せ! 愛して 死ぬまで忘れないで愛して 墓場まで持っていって意味などない 空のままでいい怖くはない 子供のままでいい飛ばして 宇宙の藻屑になって All I need is …

  • 群像劇 – ストレイテナー

    きみは行く 未知なる方へ地図もなく 迷いながら胸が躍る 始まる今日に高く飛べる 羽を手に入れて 計り知れない 痛み抱えてぼくら出会うのさすれ違ったり 近付き過ぎて見えなくなったりして朝は忙しく 夜は長く空は冷たく 雨は優しく花の名前も 知らず季節は音も立てず 変わる きみは行く 未知なる方へ地図もなく 迷いながら胸が騒ぐ 終わる昨日に強くなれる 歌を手に入れて きみにないものがぼくにぼくにないもの…

  • Maestro – ストレイテナー

    予報通り 朝はまだ寒い1番線に着く列車に乗るそれ以上でもそれ以下でもないよただきみを探してる 色のない景色が流れて汚れて傷ついた街に忘れて残されたぼくはどこかで意味を見失う いつか聴いた歌がまだ耳に残ってる古い記憶のドアを開く鍵のようなメロディ色を着けてみたいやがて来る未来に新しい世界の時間が動き始めるような色で 表通り 夜も眠らない2番線に着く列車に乗るそれ以上でもそれ以下でもないよただきみを探…

  • Death Game – ストレイテナー

    真っ平だぜ 今日も同じ夢真っ逆さまに 落ちていくだけ真っ白けに 燃え尽きるまで 真っ裸で ぜんぶ捨てちまえ真っ新から 始まるデスゲーム真っ昼間に 寝ぼけてんじゃねえ きみはだれ? よく似た顔ねぼくはなぜ? 棺桶の中で鳴り響く 死神の調べ罪と罰を繰り返す 真っ平だぜ 今日も悪い報せ真っ只中に 放り出されて真っ黒けに 塗り潰す雨 ぼくはだれ? よくある名前きみはなぜ? 鏡の中で耳につく 天使の歌声白と…

  • カモメ – ストレイテナー

    海沿いの道を歩いて 最果ての港町へと 運命の嵐のあとに 砂浜に打ち上げられたわたしを見つけて 必ず見つけて 明日を捨てても 海を渡るのよあなたの腕まで 辿り着くために 魂を詰めたボトルの 日に焼けた古いラベルをきれいにはがして 残さずはがして つばさがなくても カモメになるのよあなたの名前を 呼び続けてるの 海鳴りに胸が震えるたび息を吹き返していく 愛 つばさがなくても カモメになるのよあなたの名…

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