ジャパハリネット

ジオラマの花 – ジャパハリネット

満ちて来たる日々の果てに 満ちて死ぬ世界ある
ポッカリ穴が空いた 風花舞う日の事
なぜか春日向想い込む 満ちた果てに欠けるもの
答えなどでる筈もない この今がある限り

どぎつい色彩のネオンの中 一人たたずむ
強がっては言えなかった 霞んでく 影 一人辿った

この道が満ちるのは 果てないから 欠ける事 想うだろう
苦い事 恐い事 だからもう 捨てるコト

夢半ば砕け散った 君は何をしたかった
陰り道繕うように 青空仰いだ
満ち来たる今日散る華 そして明日へと咲く蕾
道ならぬ幻に ジオラマの花は咲く

生き急ぐ若き日々 あの日死んだと思った心
目を覚ませば今日があって 気が付けば望みの灯 みつめてた

陽炎が発ち揚がり
街並みは輝いた
眼に映る在るがままは
満ち来たる浮き世の絵

無色だった心の隅 ほんのり色づけば
手をとられ歩く夢が 次第に動きだした

「またきっと いいコトあるよ」心から想えれば
喜びと悲しみ咲いた あの日が手をとりあう

時が過ち想い出は 風となり花と咲く
気高く咲き誇って 気高く散ったジオラマの花

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夕暮れが灯す頃 笑顔はどこか切なかった厳しい大人の社会では いつものように無力だった意味があろうとなかろうと 想えるように生きたかった悲しむ姿見ようとも 俺は俺

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夜空に輝く星達 耳を澄ませば虫の音愛すべき者を憎み 降り止まぬ悲しみの雨叫びにも似た大地の轟は 僕を震わせているこぼれた涙の向こうには 何が続くの空を仰ぐ瞳には

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