ザ・モップス

当世少女気質 – ザ・モップス

あの娘はいつも悪ぶって
いろんな男にくっついて
からだをもてあそんでいる
あの娘の 夜明けは
いつも落ちつきのないホテルの中さ
昼は いつも元気がない
あの娘は「フリ」をしている「フリ」を
あの娘は「フリ」をしている
大人の「フリ」を
大人になれない

あの娘がおどるよ
今日もおどる
あの娘がおどれば
男はつられておどる
うかれて あの娘の涙を見おとす

あの娘は「フリ」をしている「フリ」を
あの娘は「フリ」をしている
大人の「フリ」を
大人になれない

あの娘がおどるよ
今日もおどる
あの娘がおどれば
男はつられておどる
うかれて あの娘の涙を見おとす

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お前のすべてを – ザ・モップス

いやだ いやだ いやだよ…もうもどれないああ もうお前をはなせないお前なしでは…もう もう もう いやだこの手を俺のためにこの香りを俺のためにこのぬくもりを俺の

御意見無用 – ザ・モップス

人は悩み祈り人はおびえくやみ人は飢えたままで死んでいくいいじゃないか いいじゃないか街は歌い騒ぎ街は踊りはねて街は走りまわり燃えていくいいじゃないか いいじゃな

笑いながら眠りたい NOBODY CARES – ザ・モップス

別れの言葉冷たい舗道もう どうにもならない孤独とたたかう勇気も 俺には何も 持ちあわせちゃいない苦しみを 悲しみを涙を 俺にはすてる場所がない死んで願いがかなう

ふるえ – ザ・モップス

ふるえて うらむように母よふるえて うらむように母よ魚の眼をして 見つめる人の海をふるえて 叫ぶように父よふるえて 叫ぶように父よかれ木の指して 数える声の骨を

窓をあけろ – ザ・モップス

窓をあけろ すぐ光を入れろぶ厚い本など 読む気はしないしばかげたTVは 見飽きてしまったそれにしても 何か変だな僕の部屋の窓があかない外が見えない 光が入らない

マイ・ホーム – ザ・モップス

ぼくはいつも頭に来てるぼくはいつもじゃまされてばかり待っていておくれよ君のところへ行くよAh- どいつもこいつも自分の頭が無いのかよえらそうな顔してるくせに権力

くるまとんぼ・アンドロメダ – ザ・モップス

くるまとんぼ くるまとんぼ二十二年のみちのりのところどころに飛んでいる「帰るのは嫌だ」街の向うに 明るい星が落ちて行く僕はそいつを追いかけて走って行く「帰るのは

夕暮れ ALONE – ザ・モップス

赤と青が 紫色に静かにまわる コマの色まわってしまえばいつかは きっと止まるああ 人生も ただ止まるのを 待つだけかカレンダーが ひび割れの壁で笑いながら僕を見

何処へ – ザ・モップス

夕日にも問いかけた涙にも問いかけたじっとすわって まっていたけどだれも答えてはくれなかったかぜの向こうに 夕日はしずみかわいた胸に 涙はかれただからいま 白い国

迷子列車 PARTICIPATION – ザ・モップス

東京に捨てられ鉄道に拾われ荷物のように運ばれていくひろいあげの迷子列車 迷子列車迷子列車……窓ぎわにおかれて警笛にゆさぶられ荷物のように運ばれていくひろいあげの

永久運動 – ザ・モップス

行進曲の時代が来ると石は砕け 火は灰になってしまう飢えと恐れの中で人は青ざめて ふるえるばかりだ僕は木の様に立ったまま考える競走馬も時にはふさぎ鉄道も又、時には

あざやかな時代 – ザ・モップス

祭の日 祭の日縁むすびひとつぬくもりをわけあってつないだ手と手があの地平線より 長くなれ長くなれとおまえは言ったあれは あざやかな時代されど還らぬ日々……だから

雨 – ザ・モップス

雨が世界をつつんで泣いている一人ぼっちの夜の世界を雨が朝にささやいて泣いている緑色した雨の世界に雨はやさしく 雨は悲しくあなたの心を洗うでしょう雨が世界をつくっ

大江戸冒険譚 – ザ・モップス

飴の中から金太郎が出たよ赤いはらがけおかっぱ頭叫ぶかけ声 キンタロキー叫ぶかけ声 キンタロキー桃の中から桃太郎が出たよ宝もとめて東へ西へ叫ぶかけ声モモタロケー叫

晴れ時々にわか雨 – ザ・モップス

駅で汽車を待っていたタバコふかして待っていた時間はたっぷり することもない妙にしらじらと 人生を考えたどうなるものやら どうなるものやらところで きょうの天気は

月光仮面 – ザ・モップス

何処の誰だか 知らないけれど誰もがみんな 知っている月光仮面のおじさんは正義の味方だ いい人だ月光仮面は誰でしょう何処の誰だか 知らないけれど誰もがみんな 知っ

傘がない – ザ・モップス

都会では自殺する若者が増えている今朝来た新聞の片隅に書いていただけども問題は今日の雨 傘がない行かなくちゃ 君に会いに行かなくちゃ君の街に行かなくちゃ 雨に濡れ

たどりついたらいつも雨ふり – ザ・モップス

疲れ果てていることは誰にもかくせはしないだろうところがオイラは 何のためにこんなに疲れて しまったのか今日という日がそんなにも 大きな一日とは思わないがそれでも

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