クボタカイ

Wakakusa night. – クボタカイ

高速で飛ばす 揺れる夜行バス 午前0時前 今日から明日
極めて無機質な窓硝子 「早く会えるのを待っています」
ah sleepy… なんでもないよ もう 今更どうでもいいよ
Feelin29のPVみたいな 気分で5、6時間のロングトリップ
ノスタルジーなネオン overgrown哀音
提灯と街灯が染み付いた愛を 誰かと愛の無い様な重なりよりも
君と他愛も無い 街を walking dripping and dripping
棚引くgnarlyのシャツ 僕らのsummersongsを冷まそう
とする卑陋な意識を醒まそうぜ

スローモーションのキャンドル 若草は伽藍堂
本当に大切なものはそこに満ちていたんだな
狭い路地のunknown 若草は伽藍堂 生温い風が 首筋を撫でた

マグカップに映りこんだ低いビル群を
スプーンでそっと溶かしてもっと日曜日のRosaCoffee
どうしようもない かなしみと同じような幸せはふたりぼっち
燻りながら 燃え付きもしない僕には少しだけ苦いな
あっちこっちキャッチ 夏の夜の街 大淀川越しに ともる灯り
あの日上手く繋げなかった手は行き場をなくしたまま
ポケットの中に 夜のとばり すぐ昼は終わり 街の灯り
理由を求め古着屋巡り 愛してるぜ若草通

スローモーションのキャンドル 若草は伽藍堂
本当に大切なものはそこに満ちていたんだな
狭い路地のunknown 若草は伽藍堂 生温い風が 首筋を撫でた

ぬるい日々が続くこの街で 思い出が腐って行く前に
あの日知った幸せも 全部、全部忘れてしまおう 甘いが故に苦い表情とか
汗ばんだ不細工な掌も 匂いも柔らかさも 全部、全部街の中で

スローモーションのキャンドル 若草は伽藍堂
本当に大切なものはそこに満ちていたんだな
狭い路地のunknown 若草は伽藍堂 それじゃまたね 幸せになってね

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