ギリシャラブ
灼熱の炎 – ギリシャラブ
お金を燃やしてくれないか
いつか失う前にはやく
お金を燃やしてくれないか
誰かにとられてしまう前に
一万円札も 五千円札も 千円札も 二千円札も
お金を燃やしてくれないか
有名なロックシンガーが
インタビューで言っていたんだ
あんなもの紙切れに過ぎないと
一万円札も 五千円札も 千円札も 二千円札も
灼熱の炎で
お金を燃やしてくれないか
五百円玉も 百円玉も 五十円玉も 十円玉も
あと五円玉も
あと一円玉も
灼熱の炎で
お金を燃やしてくれないか
いつか失う前にはやく
お金を燃やしてくれないか
誰かにとられてしまう前に
一万円札も 五千円札も 千円札も 二千円札も
お金を燃やしてくれないか
有名なロックシンガーが
インタビューで言っていたんだ
あんなもの紙切れに過ぎないと
一万円札も 五千円札も 千円札も 二千円札も
灼熱の炎で
お金を燃やしてくれないか
五百円玉も 百円玉も 五十円玉も 十円玉も
あと五円玉も
あと一円玉も
灼熱の炎で
人面機関車トーマスのお面をつけた子供たちのお面をはがせば人の顔ひとの顔したひとの顔音楽を聞くと寝てしまう三つの頭を持つ犬の好きな歌はすぐ終わる歌寝てしまう前に終
ぼくらはきっと野垂れ死にさ冬の路上でなけなしはたいて買ったバラを胸に抱きながら君らは老いたウェルテルのように虚ろに生きるがいいぼくらはきっと死ぬわけじゃない永遠
ポロ・ベアのセーターの少年赤いゴムまりを石畳について朝霧にまつ毛を濡らし港の方へかけていく太陽の見すぎで酔っぱらった少年の魂が死に向かって走る一陣の風に変わって
I Miss You は毎日でI Love You は毎秒さぼくらは生まれた時から内的にラリってるんだよI Miss You は毎日でI Love You は毎
湯水のように金を使いたいせめて水のようにお湯を使いたいけど植木鉢にお湯をかけてみたり金をまいてみても花は開かないのさそうさ 天気は悪ければ悪いほどいいのさ天気は
あの太陽が目を焼くでも目を閉じて祈ったりはしないさあ今こそ幽体離脱さよならぼくのからだよ幽体離脱にご用心!喋るたびベロが伸びる感覚あくびで腹がこそばゆい感覚皆死
腰の曲がった老人のような木々そのうちの一本にあたりをつけて飛んでゆくカラスみたいにここへ来たぼくらはちょっと似ているねブエノスアイレス真夜中 あたたかすぎる風
高架下の落書きみたいに価値のある歌詞を書きたいどうかしてる 君の手をとって大理石の床を滑るように走る息を切らすメノウのように渦巻いた空の下怖いものはない怪物のよ
本当は何もない空間を空と名付けたりそういう遊びがなくちゃとかくこの世は生きづらいこの仕事クソつまんねえでもこなすよ そつなくねコツなんかねえ やるだけお疲れ ま
わたしには精神がないただ肉体があるだけわたしには内臓がないただ空洞があるだけわたしにはまるでわからないわたしがいったい誰なのかわたしは現世に生きていないそれ故に
まずは君にごあいさつ悲しみよ こんにちは優れた詩人ならだれでも君のことを知っている愛の季節を待つまるで稚拙な技術で君に触れるのを許しておくれよ君を愛してるんだく
イントロダクション何度でも繰り返すそのたび鈍い痛みがぶり返す振り返ることもなく「また会おう」いつになるかわからない約束を
魔法がとけるほど恋して果物と薔薇の海におぼれてみないで でもチャンネルはそのまま少しずつ浅い呼吸を合わせて恋より夢が見たい安物の香水に本気でときめいてあなたは馬