オール巨人

墨絵色の街 – オール巨人

黄昏を映す 川面を見つめて
白い置手紙 ちぎって捨てた
おまえは まだ19

私のせいよなんて 言いながら
奴をかばってた
何でもないように 歩き出す
心 寒そうに

泣けよ 泣くだけ あきこ
そんな おまえの肩が
涙 落ちてくたびに
少し ふるえてるから

話しつづけろ みゆき
昨日 なくした恋を
まるで ひとごとのように
今は 聞いててあげる

影ぼうしのびた 小道にたたずみ
ふいに振り向いて うるんだ瞳
子供の頃みたい

後悔なんてしない 愛してた
胸で泣きながら
あいつの名前を 呼んでいる
街は墨絵色

飲めよ 飲むだけ まちこ
そんな おまえの夢が
知らぬあいだに どこか
風に 連れ去られても

踊りつづけろ なおみ
何も なかったように
うまい なぐさめなんて
何も できない オレや

飲めよ 飲むだけ まちこ
そんな おまえの夢が
知らぬあいだに どこか
風に 連れ去られても

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桜の手紙 – オール巨人

初めての 手紙やね 父から子供封筒に 封筒に お前の名前下手くそな文字やから 笑われそうでスルスルと スルスルと 涙がこぼれます頑固でも この気持ち 愛(いと)

夢叶わずも春遠からじ – オール巨人

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あんじょうやりや – オール巨人

灯りをつけたら 部屋の中おまえの荷物が 消えていた花柄模様の 箪笥やら中古で買うた 三面鏡ほんまに安い もんやのにあんなもん なんぼでも買えるのに思い出残さず 

あんじょうやりや 2015 – オール巨人

灯りをつけたら 部屋の中おまえの荷物が 消えていた花柄模様の 箪笥やら中古で買うた 三面鏡ほんまに安い もんやのにあんなもん なんぼでも買えるのに思い出残さず 

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Last my way – オール巨人

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夢浪漫 – オール巨人

あの日 蒔いた夢の種 やっと蕾をつけた頃雨や嵐 吹き荒れて 何度萎れたことだろう男はいつでも夢灯り 胸に点して生きて行く山坂続きの人生に ようやく花が咲きそうだ

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