オレンジスパイニクラブ

東京の空 – オレンジスパイニクラブ

ご苦労、バイトのリズムも破廉恥ノリ
君のケータイの隠し事も全部

屋上、イヤホンのノイズの雨
ぶら下がる都市の隙間をくぐり抜ける

残された僕は濡れた天井に
切れかけた青春の緒をひとつ結びなおしてる

大人になれず僕ら陽炎に揺れて涙を飲んでいる

せめて逃げ場のない空虚な
生活の片隅では自分らしくいたい

ロースロー&アップテンポな暮らしの類
埃食らったギターの狼狽えるような錆の音色

誰もいなくなっちまったよ ひとりパーティ
んで兄弟間のハンディ 笑い合うってのはどうだい

残された僕の素晴らしい孤独も
スピード上げてもう東京の空へ戻ってくんなよ

生涯雑草ん中のラブソング
誰のための春だよ 見失った尊い夜

せめて擬似幸福でいいよ
願い事なんてねーよ 自分らしくいさせて

大人になれず僕ら陽炎に揺れて涙を飲んでいる

せめて逃げ場のない空虚な
生活の片隅では自分らしくいたい

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0時 夜にばれないようにエレキでひとりを隠してたのに綺麗に音で隙間を埋めても空っぽは満たされなかった冬に吐く煙と吐息の境界線を探しながらデイリーネイビークレイジ

キンモクセイ – オレンジスパイニクラブ

溜まりに溜まって、また迷惑かけて無邪気が過ぎた僕を叱ってああでもないこうでもない君に愚痴吐いて生き間に合ってる坂道の途中でぶちまけたサイダー襟をつまんで揺らして

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ポケットの中絡まったイヤホンを無理やりちぐはぐほどいて聞こえなくなったのそれも片っぽだよ君がバンドでうたってる曲がテレビで流れたらまるで電波ジャックでジョーク 

眠気 – オレンジスパイニクラブ

浅い眠りから覚めてまだ夢にすがってた割れた瓶はジーマガラス刺さる足もどうでもよくなったオールナイト アルコールあばたえくぼになるラブソング満ちてる寂しさはめんど

37.5℃ – オレンジスパイニクラブ

下がらない微熱が消えなくても君に会うと忘れてしまう靄の窓の内側25時の風いつも思っている事なのに君に会うと忘れてしまうフラフラの脳内相まってまずい林檎をかじるア

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ドロップ – オレンジスパイニクラブ

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健忘症の彼女をいつもよりもうんざりさせた今日の前髪忘れかけたあの寂しさはテーブルの上の宇宙に溶けて消えた恨まれない程度の愛さては遠回り白いカーテンに揺れるそっと

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人に無視された今日の事君は笑うけど気にしている半端に過ぎてく日々の事君は嫌いでレンズを覗くだらしない僕の生活を君は嫌いでも写真を撮る本当は知ってる君の写真の眠っ

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水に溶けたような両手で抱きしめた体温で終わりかけた憂鬱独り言はやめてやめたタバコを深く吸い込み音のないイヤホンに耳鳴りを鳴らす変化球の言い訳空振り長い夢の中で褒

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冷たい手が行き場を無くして初めての春がくる1つ上の階の足音に起こされて煙を浮かべた締め付ける生活の跡と味蕾で覚えてる蜜の味君が奪われて僕が全部奪いとった優しい人

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