オレンジスパイニクラブ

  • パピコ – オレンジスパイニクラブ

    かけた月と夜とラジオとセーターとふたりの事悴む手で守り合っていっそアザになってしまえばなあ ふたりごとと 分けたパピコ本当はいい子 いつもはあざとい子とっくに依存し合っている愛想つかせてしまいながら 浮ついた気持ちの先も何もかも全部許しあって今では全てが愛おしくてもこのままじゃいけないお互いの為に離れよう 愛してるぜ、ダリい二人はターニングポイントも一緒だろふざけないでよ笑わせないで二人は一人を知…

  • ルージュ – オレンジスパイニクラブ

    ハリアップだりいなまだ寝ぼけてるダーリン扱いが鼻についてるぼやけたアサダチのシルエットを口付けで溶かして欲しい もう救えないねって傷を舐め合ってロクに向き合わないで続けばいいまだヤニくさいベットで穴の空いた壁を覗くのが癖 手探りは暗いぐらいがいいちょっと変な位のふたりがシラフに戻るタイミングで眠ってもいいよ気の抜けたハグに名前がつく前に どうでもいいような表情を愛されていたい嘘針千本で許されたいた…

  • さなぎ – オレンジスパイニクラブ

    寄り添うことに疲れ果てた街の真ん中に立ち尽くした目生きていけねえ訳ねえよって背中を叩いたアイツが涙を流していた 怒りの矛先は目が眩むほど出来すぎた暮らし乗りかかった船に穴を開けた七月 虫の息に似た声でも誰かと話したくなる夜はきっと自分に嘘をついて汚れた幸せでもいいから欲しいと願っている 久しぶりに見た夢の中はかつての恋人の結婚式で目覚めたと同時に無意識に溢れる涙堪え頭を掻きむしってた 日々はうつろ…

  • Crop – オレンジスパイニクラブ

    いつでもあなたに言いたい事魔法のような光に変えて切り取る術をまだ探してるそれぞれの愛の形に似た言葉を紡ぐ 幻になりそうな世界で新たな愛を知る最後のその時まで優しいあなたを隠さないで こんなにもギュッとなる胸の奥でいつも安心させて大丈夫だよ、すぐ帰るよ心配いらないから待っててね涙に変わらないで、あなたのため息に祈る 怒鳴られて頭を下げるあの人にも守りたい人がいて大きな手を握る小さな手お疲れさまとおか…

  • ピンクフラミンゴ – オレンジスパイニクラブ

    待ちくたびれたよ、何回目もう最後にしてよ手探り何かを疑ったって相変わらず話を濁して金、土だけ何かを忘れたいと君は言っている 何時に帰るか、誰といるかは言ってピンクのライターは途中で捨ててね最近大事にされてないと思っているくたびれたフラミンゴ 片足立ちで自立できねえ今何してるの、ってうるせえよ本当はもっとあの子と居てえけどガミガミ彼女がうるせえのそんなんで帰るよ。めんどうは勘弁ですから証拠という証拠…

  • 洒落 – オレンジスパイニクラブ

    まるで着こなせないな柄強めの気持ちと無地のセリフ君の顔を見るなり瞬時に気の利いたトンチに頼ってカッコつけてる 最近書いてとっておいたラブレターがやぶれたごめん、ちょっとやっぱ今の無しで 洒落にならないようにずっと離さないで見ててすぐ近くで油断も好きの内のひとつで許してくれないかハニー 流行りにゃ疎い、すこぶる疎いな某チェーンのやたらと甘そうなアレ、名前なあに? BPM は 1.2.3呪文みたいな名…

  • no reason – オレンジスパイニクラブ

    京王井の頭にしがみついてひとつふたつ思い出す今日クソみてえなライブしちまった飲みに行ったまんま連絡が来ない彼女あーあ最終話見逃したわ 美しさを忘れて走り続けるドブネズミいい歳こいてズレてもまた言い訳 目眩がするほどこの暮らしは衝動的に回っていく何の理由もいらない最終話のネタバレと、男と酔ってる君と、クソみたいなイメージを丸めて月まで飛ばす no reasonただ永遠に皮肉を貫いてく no reas…

  • 9分間 – オレンジスパイニクラブ

    君でさえ知らないこと、僕の厄介なとこ会うたび隠してもまた見つかって素直になれないまま弱さはバレていた離れた街でもう君が眠る頃 全く情緒は安定してくれないけど「全然ダメなあなたでいい」って言ってよ 暮れて、終電10分前商店街をいつもよりも狭い歩幅で歩きながら話題を探してる痛いほど強く握った君の手が冷たい 得意料理のレシピは教えてくれないけど僕の嫌な所はいつも嫌ってほど教えてくれる君のその本質をずっと…

  • ハルによろしく – オレンジスパイニクラブ

    今更言葉はいらないか小っ恥ずかしいから言いたくないけど君にはバレてたんだろうなまあどうでもいいや、楽しかったよ 相変わらずよろしくやってくけどたまには思い出してやってくれよはるばるどーも、それじゃお元気で ずっと変わらないでいて欲しい色褪せないでいて欲しいよ風化していく日々は今日も巡るいつかは僕のこと忘れちゃうのかなそれは期待以上でわがままかい? 少しはデタラメになれたんだもちろんいい意味で悪い話…

  • 君のいる方へ – オレンジスパイニクラブ

    夏の匂いがした、気がした下向き、立ち漕ぎ、落ちていくスピードは坂道登り疲れて、ペダルから私は足を下ろす疲れて歩いた途中から昨日の秘密を思い出したお互いに呆れてしまったなら誰かと新しい夢を見たい ふと気づけば言葉は惰性になる愛情も廃れる分かっているいつかの愛しい優しい気持ちも弾け飛んで君に当たっているあの時裸で話した事愚痴ばかり吐き合って忘れてしまったよそれでもあなたといたい 聞き飽きた口先だけの言…

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