オカモトコウキ

  • 蜃気楼 – オカモトコウキ

    見てきたものしか歌えないあったことや言われたことしかそれをわざわざ書いているのは少しずつ消えてしまうから つまらない映画みたいに細部まで思い出せない思い出が積まれてく時間が随分と過ぎてしまう そう夜はやがてふけるから君にももうさよならを こんな気持ちは説明できないよこれだけの言葉じゃこんな気持ちは説明できないようまく言えない あまりにもまだ近くて 崩れかけている商店街光輝くスーパーマーケットなぜだ…

  • folk – オカモトコウキ

    それからしばらく経つと彼は明日早いからと 先に出ていった今思うとそれ以来彼にずっと会っていないと 気がついた そんな忘れていた ことがらをある時 ふっと思い出したり どれだけ頭の中に そんな記憶が眠っているのだろう何を記録するのか 自分では選べないまま時間は進むどれだけ頭の中に そんな記憶が眠っているのだろうふとした瞬間が いつまでも ふとした瞬間と瞬間が 繋がり永遠と なってゆく途中で置き去りに…

  • Thousand Nights – オカモトコウキ

    世紀末 なんか思ってた感じと違った 今の方が近いなこれ以上悪くなることなんて 無いから大丈夫さ (Too Much Sorrow Baby)長い時間が 過ぎ去った後くだらない 思い出もダイヤみたいに 輝いて行き先を照らした 照れ臭くて意味のないことばかり言ってしまっていて 後から後悔それだって今じゃ 前より大切になってきて思い返してる 優しい歌聞かせてよさよならなんて 聞きたくはないから いくつも…

  • WORLD SONG – オカモトコウキ

    うまく言えないような もどかしい気持ちが少しずつ降るよ 五月雨みたいに 溜まる水たまり 悲しみ濃くしてずっと待ってたけど 君はまだ来ない 僕らの10年代は転んでつまずいて本当に伝えたい言葉はどこにもない だから 今夜は眠らずに踊ろうよ 理由はないけど今夜は眠らずに踊るのがいいだろう 朝までずっと今夜は眠らずに踊ろうよ 理由はないけど何かの始まりを いつでも期待しながら 誰もがいつだって 何かをどこ…

  • いつかの絵 – オカモトコウキ

    最後の時が近づいた時どれくらいの事を 覚えているかな案外くだらん思い出ばっか 浮かんじゃったりして笑ったり 泣いたり したくなるのだろう ずっと前から考えてたよどれくらいの人が 覚えているかなどこかで聞こえる ラジオの音が寄せては返す波のよう 愛も夢も溶け去る ただ僕らは立ち去るそして月日は過ぎ去る 光の海 流れてく愛も夢も溶け去る ただ僕らは立ち去るそして月日は過ぎ去る 光の海 流れてく どこか…

  • 惑わせて – オカモトコウキ

    時々自分がどこにいるか全くわからなくてそれは地図を見るとかそういう問題とはまた違くてでもいざとなれば誰かが助けてくれるでしょと楽観視している自分もそんなに嫌いじゃない 気づいているでしょ? つまらないことが永遠と細かく気になるのに肝心なことはほっといてもそんなに気にならないその気になれば本当のことだって言えるんだから今のとこあなたに打ち明けない いつだってそうさゆらゆら揺れて惑わせてたいのよいつだ…

  • 幽霊気分 – オカモトコウキ

    作りあげられてる現実 それはどこの受け売り?現実と架空の境界線がぼやけて奇妙に安心して 抜けられなくなっていってる 天国ではクラウド方式で音楽が手に入るいなくなってしまった友達が言ってたどんな曲でさえ平等に浮かんでて すぐ聴ける どうせここで待ってるだけですいわば階段の踊り場のよう上がりもせず下りもせず結論は保留にしたまま 醒めない夢を見続けて誰かにそっと打ちあけて知らないふりのままで お気に召す…

  • Time – オカモトコウキ

    そう いつものようにただ過ぎ去っていく日常に違和感を抱いたのは 数週間前のことだったか三日前のことだったか 昨日のことだったかまるでわからないまま 環七を車で 走る間に 滑り落ちる雨をワイパーで弾き飛ばして いつのまにか夜は更けてくいくつかのイメージが 頭の中を駆け巡るそんなとき妙になんか 一瞬で季節が進んだ 今がいつか 関係ないような時間はそう 常に同時並行である時点に 錨を下ろしてもこの船はい…

  • プール – オカモトコウキ

    誰もが誰か お互いを見張ってる間違いが無いように そっと気をつけるでもとっくに何が 間違いだったのか知っている人なんて もういないじゃない 夢を見るだけならば選び放題終わりない欲を満たそうよ どこまでも深く 空虚抱えたままさあたっぷりと味わって 破裂するまで身を委ねて意識なく 泳げば底のないプール沈んでく 窒息するまで 覚えておくことが 多い割には本当に覚えておくことってなんだっけ?なんならかなり…

  • 君は幻 – オカモトコウキ

    明け方に彼は決まって あのクラシックナンバー針落とし それがいつものお開きの合図だった“Never Can Say Goodbye” さよならは言わない約束さ帰りの電車で 話したこと思い出した 魔法のように消えてしまうね僕らが過ごした時間でさえもいつまでだって一緒だよって君は言ってた 東京の街に また朝が来て また変わらない日々が続くだろうだけどいつまでも 感じているよ胸の奥には 同じ曲が流れてい…

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