エレオノール(渡部紗弓)

ANNUNCIATION – エレオノール(渡部紗弓)

どうか 終わりにしてほしい
なにも守れなかった ボクを

揺れながらその聖水(みず)は 穢れさえも包み込んで
人肌のぬくもりで 生命(いのち)の種を浮かべてる

ここにいるぞ さみしくないぞ
キミのために 笑ってみせるぞ
逃がれられない地獄の中で…

いますぐ誰かがボクを 壊してくれたらいいのにな
何も救えない罪を 宿してる
祝福もない 永遠のゆりかごに

どうか 終わりにしてほしい
なにも守れなかった ボクを

憎しみに狂うなら 人は幸せになれない
無造作に奪われる はかない命が哀しい

大好きだぞ 愛しているぞ
返事なんて なくっていいから
楽しいことを お喋りしようか

どこかの誰かがボクを 叱ってくれたらいいのにな
産声みたいな叫びが 聞こえた
空っぽになった まあるい水面に

生きるため 生まれたの

ねえ、ボクはこの日を待ってたんだぞ
出逢えるって信じてたんだ
なんて素敵な 終わりなんだろ
ずっと ずっと 夢見てた

生まれてはいけなかった
(ボクは ボクの 罪を 唱う)

ああ すごく綺麗な世界の中で…

憎しみを生み落として 不幸を育むボクだから
幸せになんてなっちゃダメなんだ

まして奇跡を望んじゃいけない

キミを強く抱きしめたい

……でも、キミが笑った!

愛しいボクの 子ども達よ

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