ガーネット – エディータ・ロスマン(五十嵐裕美)

無数に伸びてく運命線
描いた先いくつも広がる世界

ふと目を瞑って仰いだ空　ぽつりと肌打つ冷たい雨
重なる刹那を　暗闇が映して
飲み込んだ息は胸を焦がす

もどかしいと感じて足掻いていた日々も
駆ける時を生き抜くための力にして

もう苦い果実ならば飽きるほどに味わった
同じ過ち繰り返すことはしたくない
突きつけられた運命や変えられない過去だって
どれも現在(いま)につながる証だと信じたい、もっと
だから一途に　伝え続けよう

錆び付く歯車　軋む音が　未来の気配を消したあの日
小さな願いは影と隣り合わせ
示した答えに正解はない

失って気付いた　かけがえないものたち
たどり着いた　この場所からあふれる想い

さあ心の奥深く宿した熱を抱いて
これから出会う新しい景色を共に見よう
振り向けば笑顔がある　守るべき声が響く
たくさんの物語の音色を聴いていたい、ずっと
だから一途に　応え続けよう

諦めること　受け入れること
どちらも似ているようで違うから
旅立つ姿見送るたびに
強くあれと祈る

傷跡に残る痛み　懐かしさ覚えるとき
現在(いま)よりきっと強くなれるから　この場所で

さあ心の奥深く宿した熱を抱いて
これから出会う新しい景色を共に見よう
突きつけられた運命や変えられない過去だって
全て抱きしめて守っていけるよ、遠い未来へ
仲間と共に進んでゆこう